漫画「銀魂」のあらすじと魅力をこれから読む人用に1000文字以内でまとめます。
銀魂のあらすじと魅力
銀魂とは?
「銀魂」と書いて「ぎんたま」と読みます。
銀魂は少年ジャンプに連載されている漫画が原作の作品です。
漫画だけでなく、アニメや映画、実写化の映画など様々なコンテンツがあります。
銀魂のあらすじ
舞台はパラレルワールドの江戸時代。
突如として宇宙からやってきた宇宙人達。
江戸の人達は彼らを天人(あまんと)と呼んだ。
天人は地球の恵まれた環境を目当てに無理やり開国をせまる。
一時は拒否をし天人と戦争まで行った幕府だが、宇宙の圧倒的テクノロジーの前にあっけなく敗北。
その後は廃刀令をはじめとした様々な理不尽な要求に従う一方の幕府。
天人のテクノロジーにより江戸は飛躍的に発展したが、それと引き換えに侍の威厳は崩れ、衰退の一途をたどっていった。
そんな江戸において万屋を営む坂田銀時。
彼はかつての天人との戦争において白夜叉と呼ばれるほどの剣の達人だったが、今は万屋としてつかみどころのない性格で日々を送っていた。
そんな銀時の周辺で起こる日常や非日常を中心に物語が進んでいく。
銀魂の魅力~ギャグ~
銀魂はギャグメインの回とシリアスメインの回があります。
このギャグとシリアスシーンのギャップが銀魂の魅力の1つです。
ギャグ回ではパロディーや風刺を多様に用います。
また、勢いのあるツッコミはネット界隈ではけっこう有名。
メタ発言が多いのも特徴。メタ発言とは登場人物が世界観から飛び越えた発言をすることです。
例えば「○○なことをしたら連載がストップする」といったセリフを登場人物自らが口にしたりします。
また、アニメにおいてはクレームすれすれのパクリやギャグを多用する攻めた姿勢も評価されています。
いずれにせよ、銀魂は平成のギャグ漫画の1つの形を作った作品だと思います。
銀魂の魅力~シリアス~
一方で、シリアスシーンでは武士道を貫く話が多いです。
また先述のとおり、銀魂の舞台は理不尽な宇宙人に幕府が屈するというなんともやるせない世界。
それゆえに「武士の威厳を取り戻そう」と奮起するテロリストが出てきたりします。
そんなテロリスト達としばし敵対することもある銀時。
銀時の言い分もテロリストの言い分もどちらも共感できるなんとも考え深い内容であったりします。
ギャグの展開のうまさや世界観を充分に活かしたストーリーなど作者の頭の良さがとても感じられる作品です。