ゾイドワイルドZEROの主人公パーティー
ライジングライガー、ガトリングフォックス、ラプトリア。
戦況によって微妙に異なりますが、おおむねゾイドワイルドZEROの主人公パーティーはこの3機になるのではと思います。(厳密にはこれにバズの乗用車)
初代アニメのブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソンの印象が強いとゾイドワイルドZEROの主人公パーティーは少し寂しい気もしないでもありません。
特に小型で火力が乏しいラプトリアは(アイセルが学者であるということもあって)やや戦力として頼りなく、もう1つ戦力が欲しかったなと個人的には思ってしまいます。
解説
ライガーとフォックス
ライガーとフォックスが並んだ状態は初代アニメに負けず劣らずカッコイイ組み合わせだったなと思います。
ビーストライガーは途中でライジングライガーに進化し世代交代をします。
これにより火力も強化されますが、ガトリングフォックスは元々ステルス性能というライガーにない強みがあるため取り残された感はありません。
体格的にシールドライガーとコマンドウルフの組み合わせを彷彿とさせ、コンビで戦っていると何とも言えないまとまりを感じます。
そしてこれにラプトリアが加わっても個人的にはけっこうバランスのとれた絵だなと思います。
ただ、実際の戦闘シーンになるとやはりちょっと物足りなさがあるのが正直なところです。
ただでさえ小型で華奢で戦力として頼りなくなりがちなラプトリア。
加えてアイセルが学者であって本業がライダー(戦闘員)でないことも戦闘の盛り上がりに欠ける気がします。
腕が立つ設定がないぶん、キャノンブルのような格上を倒すと不自然に見えますし、逆に戦力にならないと(バーンはいないこともあるため)レオだけで戦うことになってします。
旧シリーズで言うと例えばガンスナイパーのような機体の完成度と強みがあればまた違った印象を持てたのかもしれません。
トリケラドゴスを加えて
例えばトリケラドゴスを加えたパーティーはよりバランスがとれていたなぁと思います。
ゾイドワイルドZEROはバズ・サリーというゾイドに乗っていない登場人物が2人もいるため、登場人物の頭数のわりにゾイドが少なくなりがちです。
その少ない構成の中でライガーとラプトリアだけという組み合わせはやはりどこか寂しいものがあり、もう1つボリュームが欲しかったところかなと個人的には思います。
逆に終盤よくトリオで登場したキャノンブル・スティレイザー・バズートルは後方支援組としては完成度が高かったなぁと思います。