歴代ゾイドの荷電粒子砲の強さランキング|ゾイドワイルドZERO解説

アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。

ネタバレも含みますのでご了承ください。




ゾイドの荷電粒子砲

ゾイドワイルド ZERO 第29話「暗黒の破壊要塞、覚醒!」(あにてれ)より引用

 ゾイド作品において最強の兵器の1つとされる「荷電粒子砲」
 搭載される機体により、その特徴は様々です。

 今回はゾイドごとの荷電粒子砲の強さを考察していきます。



荷電粒子砲の強さの基準

ゾイドワイルド ZERO 第29話「暗黒の破壊要塞、覚醒!」(あにてれ)より引用

 ゾイドの世界において荷電粒子砲は発射のための準備に時間を要する兵器でもあります。

 そして荷電粒子砲を打つための装備や準備時間が弱点として狙われることも多々あります。

 こういった経緯を考えると、

 荷電粒子砲それ自体の威力だけでなく、どれだけスムーズに打てるかというのも荷電粒子砲を持つゾイドの強さの判断基準になると思います。

 以上を踏まえ、あくまで主観ではありますが、荷電粒子砲の強さを考察していきます。

 ちなみに、ゾイドは同じ機体でも改造機なども含めると非常に多いので、主要な機体を対象に考えていきます。



荷電粒子砲の強さランキング

第8位

 旧シリーズの帝国の主力量産機であるイグアン。

 実は尻尾の部分に荷電粒子ビーム砲が装備されています。

 口から勢いよく発射するイメージが多いゾイドの荷電粒子砲ですが、後付けの武装としても荷電粒子砲は流通していることがわかります。

 荷電粒子砲の部類としては威力が非常に小さいですが、荷電粒子砲がいろんなかたちで装備されていることがわかる機体です。

 小型の荷電粒子砲を持っているゾイドの代表としてノミネート。


第7位

 2000年代の荷電粒子砲を打つゾイドとして象徴的なジェノザウラー。

 全身を砲台のように固定して打つ威力のある荷電粒子砲に多くのファンを魅了しました。

 後にも先にもティラノサウルス型ゾイドは多いですが、そのシンプルなデザインから根強いファンがいます。

 荷電粒子砲の強さとしては、
 フットロックによる固定が必要な点、
 チャージや排熱の問題から連射ができない点がマイナスと言えます。

 ただし、
 フットロックをガチャン!
 尻尾の排熱フィンがガチャ!ガチャ!
 口をガバッ!
 の発射体勢アクションがなんともカッコイイ。

 この不便さに逆にロマンを感じるジェノザウラー。


第6位

 今回の機体の中では最も新しい機体ですが、

 オメガレックスは比較的下位にランクイン。

 理由としては、オメガレックスは荷電粒子砲発射体勢になるのにけっこう手間がかかります。

 フットロック、収束シールド、荷電粒子供給ファンと破壊されると荷電粒子砲がまともに打てなくなる弱点が多いです。

 しかしながら、全体にEシールドをはることができるので発射までの間の攻撃を防ぐことはできます。

 そのためジェノザウラーよりは防御力が高く、荷電粒子砲の発射が安定するのではないかと推測。


第5位



 別個体ではあるものの、ジェノザウラー・ジェノブレイカーの後継機的なポジションにあたるバーサークフューラー。

 フットロックによる体全体の固定は必要ですが、

 荷電粒子砲はこれまでの「収束型」と
 雨のように広がる「拡散型」の双方が使えるようになっています。

 また、バスタークローのビームキャノンも同時に打つ「フルバースト」形態がめちゃくちゃカッコイイ。

 このビームキャノンは荷電粒子砲ではないですが、アニメ(スラッシュゼロ)ではまるで荷電粒子砲の3発同時発射のような見栄え。

 やはりフルバーストは火器兵器においてロマンがあります。

 ジェノブレイカーのフリーラウンドシールドも防御力は高かったですが、バーサークフューラーはEシールドを搭載しより自由な防御が可能になっています。

 攻撃においても防御においても、より取り回しが良くなったバーサークフューラー。


第4位

 ジェノザウラーの上位機体であるジェノブレイカー。

 荷電粒子コンバーターという荷電粒子を効率よく取り込める装置により出力が向上、連射も可能になっています。

 さらに、左右の甲羅型のフリーラウンドシールドにより防御力もアップ。

 依然としてフットロックは必要ですが、

 ジェノザウラーよりも荷電粒子砲を発射するまでの間、防御がしやすくなっています。

 バーサークフューラーのほうが後発機ではありますが、純粋な荷電粒子砲の威力に関して言えばジェノブレイカーの方が上の設定となっています。

 またその凶悪な強さと引き換えに、ジェノザウラーやバーサークフューラー以上にはるかに扱いにくい機体。

 アニメでレイヴンが無双していたこともあり、非常にカリスマ性が高い機体です。


第3位

 やはりデスザウラーは荷電粒子砲の代表格と言えるでしょう。

 巨大さだけでなく、体を固定せずに荷電粒子砲を連射できる強力な機体です。

 装甲も重装甲で防御力も高いです。

 しかしながら、荷電粒子を取り込むための背部の荷電粒子供給ファンが剥き出しでありこれが弱点になります。

 この荷電粒子供給ファンが止まると荷電粒子砲を打てず、アニメでもこれが敗北につながります。


第2位

 荷電粒子砲を搭載したサソリ型ゾイド、デススティンガー。

 アニメでは自らデスザウラーのゾイドコアに取り込まれるかたちで最後を迎えます。

 バーサークフューラーとの直接対決はないため比較しにくいですが、

 バトルストーリーでの暴走時をみると

 より「手に負えない」ゾイドであることがうかがえます。

 また、これといった身体固定をしなくても荷電粒子砲を打てる点は非常に有利と言えます。

 供給ファンのような明確な弱点がない点もポイントかと。


第1位

そして1位と考えるのが「真デスザウラー」。

 作中での正式名称ではないものの、俗に「真デスザウラー」と言われている、アニメにのみ登場した最強のデスザウラーです。

 外観はほぼ変わっていないのですが、その性能は段違いです。

 荷電粒子砲を固定なしで連射できるのは従来通りですが、威力はさらに上がっています。

 そして、荷電粒子供給ファンが荷電粒子コンバーターになり、弱点がなくなっています。

 装甲もさらに増しているだけでなく、体全体にEシールドをはることができるようになっています。

 まさに死角なしの歴代アニメ最強の存在感です。



おわりに

 ゾイドは作品によって微妙に設定が異なっていることが多々あります。

 例えばジェノブレイカーは機体設定と異なりアニメではEシールド使うことができるようになっています。

 また、デスザウラー・デススティンガー・オメガレックスは設定よりもアニメではかなり大きく描かれています。

 今回はアニメの描写を中心に、不足分はゾイドバトルストーリーで補うかたちで考察しています。



真デスザウラーの解説

真デスザウラーとは?  真デスザウラーとは、ゾイドの初代アニメである「ゾイド-ZOIDS-」に登場する、アニメオリジナ...



参考資料

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