初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第10話「夢の降る山」あらすじ
ドクター・ディの初登場回である第10話。
ドクター・ディが登場することを除けば、旅の道中を描く一話完結のストーリーとなっています。
あらすじ
ゾイドイヴの手がかりを得るため、バンたちはかつて共和国軍で活躍していたという科学者、ドクター・ディの隠居先を訪ねた。
世捨て人のディは、相当の変わり者。ゾイドイヴのことを何か知ってはいるらしいのだが、なかなか喋ろうとしないディに、バンとアーバインはすっかり翻弄され、やがては共和国軍の補給基地破りにまで荷担させられる羽目になってしまう。
ディは、実はゾイドイヴのことなど何も知ってはいなかった。それどころか、かつてたった一度見たきりの雪を何とかもう一度見たい、との願いがつのるあまりに、すっかり降雪ミサイルの研究にとりつかれてしまっていたのである。基地破りは、そのために必要なパーツを手に入れるための犯行だったのだ。
バンとアーバインは、自分たちが単に利用されたにすぎなかったことを知るが、実験が上手くいかずに弱気になってしまったディを責めることはできず、ミサイル作りを手伝うことになる。そんな「男のロマン」をムンベイは小馬鹿にするが、二人の協力のかいあって、とうとうミサイルは完成する……。「第10話夢の降る山」(TOKYO MX)より引用
解説
ドクター・ディの初登場
実験に失敗し氷漬けというなかなかハードな登場の仕方であるドクター・ディ。
それで生きていたこともすごいですし、(他の登場人物も含め)コマンドウルフのコックピットから飛び降りて着地できるのもなかなか。
惑星Ziの人類は地球人より身体がタフな様子がうかがえます。
コーヒーに塩を入れるフィーネ
只者ではないドクター・ディ
主砲の照準がコンマ3度右にズレておるぞ。
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第10話「夢の降る山」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
クセが強く扱いにくいはずのアーバインのコマンドウルフを乗りこなし、砲撃せずに照準の誤差を見抜くドクター・ディ。
その後は初見でありながらジークをオーガノイドと見抜きます。
(ハーマン達はジークを初見ではただの「野生ゾイド」と判断しました)
只者ではないドクター・ディ。
雪を降らせる装置を作る一同
ドクター・ディの夢に最終的には感化され、装置の開発を手伝うバンとアーバイン。
夢が叶ったドクター・ディ
きっと、空からの贈り物ね。
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第10話「夢の降る山」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
そして夢が叶ったドクター・ディ。
しかしながら、結局のところ装置の作動は失敗していて雪が降ったのは偶然のタイミングとなります。
このあたりの夢と現実の塩梅もいいなぁと思います。
最後のフィーネの言葉も、雪を降らせたのではなく雪(夢)が降ってきてくれたという淡いタイトル回収となっています。
前後のあらすじ