アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
スナイプテラに乗ったフィオナ
フィオナの耐Bスーツが印象的なシーンの1つだった第47話。
国のトップがゾイドに乗るのは世界観としては珍しいのでしょうが、演出としては初代アニメのルドルフを思い出すおなじみの展開とも言えます。
第47話のあらすじ
実際のシーン
スナイプテラでメルビルに会いきたフィオナ。
フィオナのスナイプテラのみ一般仕様で、残りの護衛はガトリング砲が1つの護衛仕様ですね。
何かあったときはシート席にフィオナを乗せるためでしょうか。
カップを一旦お湯で温め、
その後に茶葉を入れ、
布で包んで蒸らし、
丁寧にお茶を淹れます。
ランド博士の助手をしていたこともあり、作法というか教養もあるメルビル。
頭を使って工夫すれば、
安物だっておいしくできる。
戦いも同じです。
諦めたら終わりです。ゾイドワイルドZERO 第47話「古の皇帝龍最終進化!」(あにてれ)より引用
ゼログライジス復活を前に悲観的なフィオナ。
一方で前向きな言葉かけをするメルビル。
戦う本人達を前に「もう会えなくなるかも」と言うフィオナはネガティブというか失礼な気もしますが、唯一の姉妹であることを考えれば気持ちはわかりますね。
それでなくても人々は惑星Ziから地球に移民してきた経緯があるわけで、「自分の星が滅びる」ことはなくはないと感じるでしょうし。
不安は少し和らぎ笑顔のフィオナ。
年相応の女性ですね。
おわりに
フィオナがスナイプテラに乗っているのは、初代アニメで皇帝ルドルフがストームソーダーに乗ったオマージュでもありそうですね。
ただ個人的にはお偉いさんがゾイドに乗った演出としては、
初代アニメでルドルフがセイバータイガーの操縦をしたシーンと、
バトルストーリーでルイーズ大統領が軍人が操縦するセイバリオンに乗って脱出した件が印象的です。