ミニマリストがしないことの1つに、「ついで買い」があります。
1. 「ついで買い」をやめよう
何か欲しい物・買わないといけない物がある。
お店に買いに行く。
そのとき、家を出るときまでは買うことを想定していなかった物も買い物かごにいれることがあります。
いわゆる「ついで買い」ですね。
節約において、この「ついで買い」をやめることは非常に重要になってくるわけです。
2. 「ついで買い」の習慣ついてない?
質問です。
あなたが買わないといけないものをリストアップして、それだけしか買わずにお店を出たのは最近いつでしょう?
あなたがお店に行って、買おうと思っていた物1つだけを買ってお店から出たのはいつでしょう?
これらが思いだせないくらい昔の人は、要注意です。
浪費の習慣がついています。
「ついで買い」とは大なり小なり「今必要ではない物」を買う行為です。
今必要でない物を買う必要はありません。
これだけ物が溢れている社会です。
必要になってから買えば充分間に合います。
今時、スーパーもドラッグストアもディスカウントストアもけっこう夜遅くまで開いているのですから。
3. あなたが本当に必要な物
たまたま安くなっていたから買った。
まとめて買った方が効率がいい。
ついで買いを正当化する理由でよく上がるのが上記のようなこと。
でも、「ついで買い」でトータルが節約になることってけっこう少ないんですよね。
まず、人のライフスタイルってコロコロ変わる。
例えば洗濯用の洗剤とか柔軟剤。新商品が出たらそっちに変える人ってけっこういます。
今が安いからと「ついで買い」でストックしても、それを使う頃には別の商品に気持ちがいっていたりします。
それに、本当に必要な物って案外少ないものです。
まとめて買う物って、なくてもしばらく困らない物だったりします。
なくなってから、本当に必要ならその都度買いに行くくらいでちょうどいいです。
部屋も片付くし、財布にも優しい。
なくなってから、それだけ買いに行くってめんどくさい印象ですよね。
でも、そういう生活を一度やってみると、意外と自分が本当に必要な物って少ないんだなって気づきます。
4. まとめ
テレビCMをはじめとして、世の中にはたくさんの広告があります。
そんな広告が言うことは概ね同じです。
今買いましょう。
これはあなたの生活に必要です。
たくさん買った方がお得です。
そんな類いのメッセージを見聞きして、私達はついつい過剰に物を買ってしまいます。
けれど、そういうものに踊らされて、本当は自分が何が必要なのか見失って、小銭をちょこちょこ落としていく生活は豊かとは言えません。
本当に欲しい物を欲しいときに欲しい分だけ買う。
それを大切に使う。それを自分が買った理由がはっきりわかる。
そういう生活がシンプルだと思います。
歯ブラシでも洗濯洗剤でもなんでもいいですが、
必要な物を1つ買うためにお店に入って、かごも持たず必要な物を手に持って、1つだけ会計を済ませてお店を出れる人は豊かな生活をしていると思います。
雑多な生活をしている人ほど、かごいっぱいの日用品に混ざってこれまたかごいっぱいのセール品やお菓子や発泡酒が入っていたりします。