定時で帰ること、人に嫌われること

できれば誰しもサービス残業なく、定時で家に帰りたいものです。

今日は定時で帰ることと他人の目を考えます。


残業の「がんばっている感」


かなり職場の雰囲気によって異なるでしょうが、
一般的には残業している人のほうが「がんばっている」印象をもたれやすいですよね。

実際のところは時間内に仕事をこなせることも能力なのであって、
「時間をかける=努力」というわけではありません。

しかしながら
「時間をかける=努力」という考えがしみついているのも日本の現状です。

残業をしている人は「がんばっている人」「周りに合わせることができる人」というどちらかというとプラスのイメージがつきがちです。


定時で帰ること


定時で帰ることが非難される職場もありますし、
非難こそされないけれどやりにくい職場もあります。

いずれにせよ、
「残業を普段している人」と「いつも定時で帰る人」だとなんとなく「残業を普段している人」のほうが周りがいざというとき助けてくれるイメージです。

そういうイメージから、なんとなく残業してしまう人も多かもしれません。


定時で帰ること、人に嫌われること


誰しも人から嫌われたくないものです。

定時で帰ると、「後ろ指さされるかな」「嫌われるかな」「怒られるかな」「嫌みを言われるかな」と不安になるものです。

そのような不安から、定時で帰ることを躊躇する人もいます。


スタンスをはっきりと


人に嫌われず、サービス残業もしたくない。
誰しもそう思います。

どうしたらいいでしょう?

矛盾するようですが、
「人に嫌われてもかまわない」と自分の行動を貫くと、思った以上に人に嫌われないものです。

人は人が思うより他人に無関心です。
人はみんな周りを見過ぎているのです。

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あなたが定時で帰っても、あなたが思う以上に周りはあなたを非難しないし人間関係は変わらないものです。


批判しないことが大切


大切なのは、自分の気持ちをしっかり持つことです。

そして、同じくらい大切なのは、あなたが定時で帰るからといって残業している人達を非難しないことです。

あなたから人を嫌わないようにすることが大切です。
あなたは人を否定せず、自分の意思を貫くのです。


もしも非難を浴びたなら


もしもあなたが定時に帰ることで非難を浴びたなら、その状況を職場以外の、客観的に判断してくれる人に相談しましょう。

確かにあなたが定時で帰ることでしわ寄せが他の人にきている可能性もあります。
そのときはあなたのスキルも向上する必要があるかもしれません。

しかしその一方で、個人の力ではどうしようもないブラック企業である可能性もあります。
ブラック企業ではどれだけがんばっても肯定的に定時退社はできません。
そういう会社であれこれ一人で考えるよりは、誰かに相談して今後のことを考えた方が前向きでしょう。



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