インターネットの普及に伴い情報をネットから得ることが増えてきました。
「ネットの情報は信用できない」という意見も聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?
一事が万事は早合点
「ネットの情報は間違っている」ではなく、
「ネットには正しい情報も間違った情報もある」というのが客観的な認識なのかなあと思います。
「一事が万事」という言葉もありはしますが、
やはり枝葉だけで全体を判断するのは賢い選択とは言えないのではないでしょうか?
例えば飲食店で特定の一人の店員さんの接客が悪かったからといって、「あの店はダメだ」と全体を決めつけるのは早合点というもの。
どんな物事も「そういう側面」もあるし「そうじゃない側面」もあるものです。
ネットリテラシーを身につける
インターネットには間違った情報もありますし、役に立つ情報もあります。
間違った情報を見極めつつ、有用な情報は活用することがインターネットの賢い使い方だと思います。
こういう、ネットを見極める力をネットリテラシーと言ったりもします。
ネットリテラシーはある程度勉強したり経験しないとなかなか身につかないものです。
「ネットは信用できない」と毛嫌いしていては、いつまでたってもネットリテラシーは身につきません。
有用な情報を探すテクニック
ネットで有用な情報を効率的に探すテクニックはいろいろあります。
例えば「go.jp」検索。
検索ワードに「go.jp」を入れる方法です。
URLに「go.jp」がつくサイトは日本の政府機関のサイトです。
つまり検索ワードに「go.jp」を入れておけば国が公式に発表している情報が検索結果に反映されやすくなります。
続いて、役立つテクニックとしてGoogle Scholar(グーグル・スカラー)での検索。
グーグルスカラーとは通常のグーグル検索とは異なり、論文などの文献の中から検索できるグーグルのサービスです。
グーグルスカラーをググるとページがあるので、そこから調べたいことを検索します。
また、ネットに限らずメディアで得た情報はソースの確認をする癖をつけておくと役に立ちます。
その情報の参考文献は何か。統計的な調査がされているか。科学的根拠はあるか。
そういったことを確認することで、根拠のない情報に振り回されずに済みます。