どんな人と結婚すべきか?~ステータス編~

どんな人と結婚しましょう?
どんな人と結婚すると幸せになれるのでしょうか?

物心ついたときから、「運命の人はこの人!」とすでに見つかっている人は稀です。

大多数の人は、生涯のパートナーを自分で探すことになります。

さて、どんな人と結婚しましょう?


お金があれば幸せか?


お金はあるに越したことはありません。
経済的な不安がないことをはいいことです。

けれどその一方で、
お金で得られる幸せには上限があります。

心理学の調査によると、お金で得られる喜びはある一定まではお金が増えるほど上昇しますが、その後は頭打ちすることがわかっています。

その額がいくらかというと、国の経済状況や通貨状況によって様々です。

日本の場合、年収800万円くらいがお金の幸せの頭打ちとされています。

共働きであれば、妻と夫それぞれ400万円ずつといったところです。


年収はいくらなら幸せか?


日本で年収1000万円以上の人は人口の5%程度だそうです。

あなたが経済的に豊かな生活をしたいと思うのであれば、世帯年収800万円はひとつの目安になるでしょう。

世帯収入800万円を目指す方法は2つです。
1つは年収800万円のパートナーを見つけて専業主婦(夫)になる。
もうひとつは共働きでそれぞれ400万円前後稼ぐ。

どちらがいいかは人それぞれです。
あなたはどちらを選びましょう?

補足記事:年収1000万円より、夫婦で合わせて800万円のほうが幸せ?


日本の離婚率


厚生省によると1年間の離婚件数は1970年以前は10万組み弱でしたが、以降は増加傾向を示し2008年には25万組み前後となっています。

平成28年度において、
婚姻件数は62万1000 組、婚姻率(人口千対)は 5.0
離婚件数は21万7000 組、離婚率(人口千対)は 1.73

つまり平成28年度は1000人のうち5人が結婚し、
1000人中1.73人が離婚しています。

これは5人に1人が離婚しているというわけではありません。
なぜならこの1.73人は結婚した時期も違うしその時期の婚姻件数も違うからです。

そのため一概に「結婚した人のうち何人が離婚しているのか」という数字は明確には言えません。

しかし上記の数字からわかることは、
1年で1000人中1.73人が離婚している。そして離婚件数は2000年代以前と比べると増加しているということです。


離婚と職業


少し古いですが、厚生省で離婚と職業に関するデータがあります。
平成7年のデータで、職業別に離婚率を調査したものです。

離婚が多い男性の職業は、
1位:無職 2位:専門職 3位:サービス業 です。

反対に離婚が少ないのは
1位:保安職 2位:管理職 3位:農林漁業職 でした。



一方で女性の場合です。

離婚が多い女性の職業は、
1位:運輸・通信職 2位:サービス業 3位:保安職 です。

反対に離婚が少ないのは
1位:農林漁業職 2位:技能職 3位:事務職 でした。

ちなみに、女性が無職(つまり専業主婦)の場合は離婚率は高くも低くもなくあくまで平均的でした。


職業と離婚率からわかること


職業と離婚の調査から考えられることは以下の通りです。

・無職の男と結婚すると離婚率は高い。

・保安職の男性と結婚すると、離婚する確率が低い。
 反対に保安職の女性との結婚は離婚率が高い。

・男女ともに、農林漁業系の仕事の人はいい物件。


結婚と学歴


結婚と学歴の関係を見ると、
大卒の方が結婚している人は多いようです。
高卒の方が未婚率や離婚率が高いようです。

しかしどちらも共通して、
年齢が高くなるごとに結婚している人は増えて未婚の人は減っています。


まとめ


年収や仕事、学歴といったものはあくまでステータスでありその人の人格を表すものではありません。

しかし、その人の内面を知るにはたくさんの時間が必要で、最初のうちはステータスが一つの参考になるのも事実です。

あくまで参考に、婚活の知識のひとつにでもなれば幸いです。






【引用・参考サイト】
『離婚の年次推移』(厚生労働省)2017年11月16日検索

『平成28年(2016) 人口動態統計の年間推計』(厚生労働省)2017年11月16日検索

『職業別にみた離婚』(厚生労働省)2017年11月16日検索

『離婚の学歴差』(データえっせい)2017年11月16日検索

テキストのコピーはできません。