私達が結婚する前に知っておきたいこと

結婚する前に知っておきたいこと。
あるいは、結婚してからでも知っておいたらいいことをまとめます。



1. 結婚の幸福度

心理学的には、結婚することはその人の幸福度を上げる確率が高いです。

幸福度に関する研究によると、それが起こってもその人の後の幸せにそこまで影響しない類の物事があります。
例えばお金が増えること。例えば家を買うこと。
子供が生まれることすら、子育ての苦労を差し引くと全体の幸福度ではけっこう微妙だったりするそうです。

そんな中、結婚することはその人の幸福度を比較的高めてくれます。
もちろんその人の価値観によるので、絶対ではありませんが。

もっと詳しく:毎日を幸せに生きるために心得たいポジティブ心理学の知見一覧


2. 結婚に必要なもの

厚生労働省の調査によると、日本の初婚年齢の平均はおおむね29~30歳のようです。

結婚したパートナーとの付き合っていた平均期間は4年前後だそうで、
平均的な結婚をしている人は、20代半ばには運命の人と出会っている人が多いようです。

また、こちらも厚生労働省の調査によると、
結婚相手に求める条件の1位は「価値観が近いこと」。
次いで「一緒にいて楽しいこと」、「一緒にいて気をつかわないこと」
だそうです。

さらに、ワシントン大学の心理学者ジョン・M・ゴットマン氏によると、
1.お互い何気ないことを話し、知る。
2.感謝の言葉を忘れない
3.夫婦の事柄から逃げない
4.相手の意見を尊重する
5.二人で問題に取り組む
6.二人で共通した夢も持ったり問題解決をする
7.人生の意義を共有する

が、結婚生活がうまくいくための7箇条なのだそうです。

もっと詳しく:どんな人と結婚すべきか?


3. 離婚についてのあれこれ

離婚は結婚後最初の7年間で起こる確率が高いと言われ、再婚同士の結婚は初婚同士の結婚よりも離婚率が10%高いという研究もあります。

また、離婚を示すサインとしては先述のゴットマン氏によると、
・相手を非難する
・相手を侮辱する
・自己弁護する
・逃避する

が挙げられるそうです。4つとも日常に見られたらその夫婦(恋人)は危険信号なのだとか。

ちなみに離婚が多い男性の職業は、
1位:無職 2位:専門職 3位:サービス業 です。

一方で女性の場合、離婚が多い職業は、
1位:運輸・通信職 2位:サービス業 3位:保安職 です。

そして男女ともに農林漁業職は離婚率が低いようです。

もっと詳しく:離婚に至る理由 結婚が続く理由


4. まとめ

ミシガン大学のロイス・バーブルッグとジェームス・ハウスらの研究によると、
結婚生活に不幸を感じている人はそうでない人より35%病気になりやすく、寿命も4年短いそうです。

一方で、満ち足りた結婚生活を送っている人は、免疫システムが活発で病気になりにくくなります。
例えば毎日20分、夫婦の仲を良好に保つために会話をしたり二人の時間に費やせば、20分運動をするよりも30倍の免疫力が得られます。

幸せな結婚には、やはり日々のコミュニケーションが必要なようです。
そのためには、外見やステータスだけでなく、内面の魅力や「一緒にいることの楽しさ」が大切になってきそうですね。


5. その他の記事

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6. 参考資料

・ジョン・M・ゴットマン『結婚生活を成功させる七つの原則』第三文明社、2007年

・イローナ・ボニウェル『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』国書刊行会、2015年

『第 15 回出生動向基本調査 結果の概要』(国立社会保障・人口問題研究所)2018年3月15日検索

『平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)』(内閣府)2017年11月29日検索

『職業別にみた離婚』(厚生労働省)2017年11月16日検索

『離婚の学歴差』(データえっせい)2017年11月16日検索

『平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況』(厚生労働省)2018年6月11日検索