携帯電話代節約のため、格安SIMの携帯を検討します。
スマホは便利ですが、もうちょっと節約したい。
ドコモだと月々の料金が8,000円前後かかっています。
でも、携帯を使うのに本当にそんなにお金ってかかるものなのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。
過剰なサービスを取り除き、自分にとって必要な機能だけを取捨選択すれば料金はもっと安くなります。
MVNO、つまり格安SIMを使うことで月々の携帯代を安くできます。
SIMとは携帯電話が電話やネットワークにつながるために必要なICチップです。
これの安いのが文字通り「格安SIM」で、格安SIMはMVNOが販売しています。
MVNOとはドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアの電波を借りて運営している通信事業者のことです。
大手キャリアが家を自分で建てているのに対し、MVNOは賃貸している感じ。
ドコモ・au・ソフトバンクが自社で電波環境を整備しているのに対し、MVNOはそれを借りているだけ。
日本中につながる電波を整備するってたいへんですよね。
でも借りるだけならそう難しくない。
だからMVNOは新規参入しやすく、その結果として格安のSIMを提供できるのです。
大手キャリア以外の電話でまず気になるのが、
ちゃんとつながるのか?
結論ですが、格安SIMの携帯は大手キャリアと同じ範囲でつながります。
先ほど書いた通り、格安SIMを販売する会社は通信網を大手キャリアから借りる形で運営しています。
ドコモの通信網を借りている会社はドコモと同じ範囲でつながりますし、
auを借りている会社はauと同じ範囲。ソフトバンクならソフトバンクと同じ範囲になります。
格安SIMにした途端、圏外が増えたなんてことはないのです。
つながるのかと類似して気になるのがインターネットの速度。
格安SIMは大手キャリアと比べると混雑時はスピードが遅くなる可能性が高いです。
混雑時はいつかといえば、例えば夕方7時前後。
仕事が終わり電車の中でスマホを見るといった人が多いからでしょうか。
このスピードが遅くなるとは通話やLINEなどの連絡に支障をきたすほどではありません。
YouTubeで動画見るときに止まることがあるかなといった感じ。
インターネットの速度については個人の価値観が出そうです。
常にスムーズなネットブラウジングを求めるなら不満かもしれません。
一方で、ある程度使えればいいという人であれば不便は感じないでしょう。
また、家にWi-Fiがあるならそっちに携帯をつなげれば問題ないですし、ネットはパソコンで見るという人も不便はなさそう。
その人の生活スタイルが関係してきそうです。
格安SIMはインターネットでの契約や手続きがほとんどです。
一部店舗での手続きも可能ですが、
大手キャリアと比べれば人が対面してのサービスは少ないんが現状。
ある程度スマホの設定や手続きができる人でないと苦労するかもしれません。
とは言っても、各社ともわかりやすいホームページやネット上のレビューを参考に丁寧に進めればやってやれないことはないでしょうが。
格安SIMは以下の人には向いているでしょう。
・通信費を安く抑えたい
・スマホで動画をそんなにたくさん観ない
(あるいは家にWi-Fiがあって家で観る)
・店舗にお世話になることが少ない
・スマホを使ったことがある
(あるいは手続きを丁寧にやれる)