偽夏油の正体|呪術廻戦 第46話「変身-弐-」

 アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
 ネタバレも含みますのでご了承ください。




偽夏油の正体

 続けようか。
 これからの世界の話を。

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第46話 変身-弐-(ABEMA)より引用

 夏油の身体を乗っ取った術師の存在が周知された第46話「変身-弐-」。

 (夏油のフリをして混乱させ)五条の封印に成功した今となっては偽者であることを隠す気はないようで、言動も本物の夏油とは少し異なる印象。
 このあたりは中の人(声優)ってやっぱりすごいなと思います。



解説

偽夏油の正体に気づく脹相

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第46話 変身-弐-(ABEMA)より引用

 自身の血の特性から、偽夏油の正体を加茂憲倫と考える脹相。

 1期では影で隠れていた加茂憲倫の額の縫い目が描写されます。

 額の縫い目が加茂にも偽夏油にもあることから、点と点がつながったと言える脹相。

 しかしながら、加茂憲倫の額にも縫い目があった点、「加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない」と偽夏油が言及している点から、加茂憲倫は乗り換えた身体の1つに過ぎず、本当の正体ではないことがわかります。(もしも加茂憲倫が本当の正体、つまり初代の身体であれば、脳を入れ替えた縫い目はないはずです)

 加茂家最大の汚点と言われている加茂憲倫ですが、実際は身体を乗っ取られて残忍なことをさせられてたと考えると、気の毒だなと思います。

 ちなみに京都校3年の「加茂憲紀」は読みは同じで漢字が異なります。

 呪術師および家系を重んじる加茂家の人間であれば、汚点であるとされる「のりとし」という名前をあえてつけることはないでしょう。
 加茂の母親が呪術界に思い入れがない、あるいは(息子と離れ離れになる理由となった呪術界および加茂家への)皮肉があるのかなと読み取れます。


偽夏油VS脹相

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第46話 変身-弐-(ABEMA)より引用

 脹相が虎杖との戦闘ですでに疲弊しているとはいえ、単純な近接戦でも優勢な偽夏油。

 元々近接戦闘が強かった夏油の身体能力を引き継いでいる様子。

 偽夏油の術式は、身体機能が乗り移る人間のそれに依存する点がメリットでもありデメリットでもあると思います。

 例えば術式は魅力的だが身体は貧弱な人間に乗り移るのはリスクを伴うわけで。



本編の解説

 アニメ「呪術廻戦」に関するページです。  ネタバレも含みますのでご了承ください。 第46話「変身-弐-」 ...



参考資料

 
 

 
 

テキストのコピーはできません。