アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のあらすじや解説です。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第６話「君が選んだこの世界」のレビュー
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の第６話「君が選んだこの世界」。
第４話～第６話までが古賀の思春期症候群の話になります。
アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」において、一番盛り上がるのは個人的には「かえで」の思春期症候群の話かなと思うのですが、
思春期特有の悩みをうまく表現し一番おもしろかったのは、古賀の思春期症候群の回だったのかなと思います。
あと、咲太がかっこよかったですし（笑）
よって古賀の思春期症候群の話の締めにあたる第６話は重要回です。
第６話「君が選んだこの世界」のあらすじ
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
前回の前沢と咲太の一件であらぬ噂のトラブルと悩みは解消した古賀。
恋人のフリであるにも関わらず、古賀は咲太に惹かれていく。
そんな思いからか日常のループが再び始まってしまう。
第６話「君が選んだこの世界」の解説(ネタバレ)
咲太に助けられた古賀
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
咲太が前沢と衝突したことで、古賀の悩みは少し晴れた模様。
古賀の友人達も、咲太を見る目が変わった様子。
バニーガール先輩の麻衣
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
古賀との件で相変わらず関係が進展しない咲太と麻衣ですが、麻衣の理解は得られている様子。
バニーガールで気を引こうとする麻衣。
古賀の水着と海でのデート
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
咲太は水着だけになるか迷いますが、思春期症候群の傷を気にして結局Ｔシャツを着たまま。
恋人のフリ終了？
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
こうして無事に恋人のフリが終了したのでした。
古賀もさわやかに感謝を咲太に伝えます。
しかし翌日以降、また日々がループしてしまいます。
咲太は異変に気付くも、古賀は認識していない？
双葉に相談する咲太
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
再び始まったループを相談する咲太。
双葉は「梓川も気づいているでしょ」といった感じで理解を促します。
今回の件も古賀がきっかけであり、古賀は知らないふりをしているだけ。
古賀の心は咲太に思いを寄せていて、恋人(のふり)の関係が終わるのを拒否している。
思いに気づいている国見
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
古賀の件を遠回しに相談する咲太。
話の流れで双葉の話題になります。
国見は双葉の思いに気づいているのですね。
知らないふりはずっとはできないこと。
このままではいけないこと。
自分のことが好きと考えるのは自意識過剰な気もすること。
そういった複雑な葛藤が描かれていて作品としておもしろいですね。
双葉のことを配慮して、思いに気づいていない鈍い自分を演じている。
けれど実際は双葉の思いに気づいている。
そんな繊細さがあるから国見はモテるんでしょうね。
空気をあえて読まない咲太と古賀の告白
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「空気が読めるけれど読まないんだ」と言って腹を割って話す咲太。
空気を読むことに徹底する古賀と対照的な言動ですね。
咲太と麻衣のキス
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
こうしてループは解消され、無事に咲太と麻衣は付き合うことができます。
変わることができた古賀
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
こうして古賀も自分から前沢の告白を断ることができるようになります。
つまり周りを気にしすぎるのではなく、自分の気持ちを言えるようになったわけですね。
なぜ咲太だけループに気付いたのか
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
古賀の思春期症候群による日々のループ。
その異変に気付いたのが咲太だけでした。
これは古賀と咲太の直前の衝突、つまりお尻を蹴り合ったことが関係しているのだとか。
自分に素直になった古賀
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
前沢の告白を断った古賀。
ご都合主義ではいかず、以前の友人グループとは溝ができたようですね。
しかし他の仲良しグループもできそうですね。
この結末がいいのか悪いのか、それは判断が難しいですね。
普通に考えると「自分らしくいることができてよかったね」ということになるのでしょうが、
咲太が古賀に言っていた通り、「変わろうと努力することも自分らしいこと」なのだと思います。
古賀は地味な自分を変えようと見た目や言動を気にしていたわけですが、結局は転校前の古賀のような地味なグループに所属することになりました。
このへんの解釈の難しさは青ブタの魅力ですね。
翔子ちゃん登場
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
そして「翔子さん」の幼い姿である「翔子ちゃん」が登場。
おわりに
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第６話」（Abema TV）より引用
先ほど書いた通り、
古賀が前沢の告白を最終的に断って、友人達と溝ができたのは良かったのか悪かったのかわかりません。
普通に考えたら、「自分の気持ちに正直なること」はすごく大切だと思います。
けれど、だからといって、
「周囲に合わせて上手く人間関係を築こうと努力する自分」を完全に否定はできないとも思います。
咲太が古賀を肯定したように、
空気を読む自分も読まない自分もどちらも本当の自分なのだと思います。
このように考えると、
毎日をループさせ自分にとって好ましい日が来るのを望んでいた古賀ですが、
それは「正しいかどうか」ではなく、「自分が納得できるか否か」が重要だったのかもしれません。
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