涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)第1話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」の後半のあらすじと解説です。
ネタバレ含みますのでご了承ください。
前半は以下をご参照。
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第1話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」後半のレビュー
前半同様に物語の前置きとなる第1話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」の後半。
ハルヒの変人ぶりや適当ぶりで、長門やみくるが部に加入した流れやSOS団という雑なネーミングを見過ごしてしまいますが、これらは後の伏線なわけですね。
この、ハルヒを中心としたドタバタが、意外と後の伏線としてつながっていくのが「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品のおもしろさの1つなのかなと思います。
第1話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」後半のあらすじ
第1話の「涼宮ハルヒの憂鬱 I」の後半は、
キョンに打ち解けたはじめたハルヒが、キョンとの会話をきっかけにSOS団を作る話です。
SOS団を作る中で、長門有希や朝比奈みくるも登場します。
第1話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」後半の解説
部活を作ることを思いつくハルヒ
高校入学後しばらくして、クラスの席替えがありました。
しかしまたもやハルヒの前の席になったキョン。
キョンとハルヒの会話は以前同様続けられます。
おもしろい部活がないことにイライラするハルヒ。
「人間はそこにあるものに満足しないといけない」
「それをできない人間が発見やら発明をする」
といったことを話すキョンに対してハルヒは「うるさい」と話を切ります。
しかし後ほど、
このときの話をきっかけに、ハルヒは自分で部活を作ることを思いつきます。
SOS団発足
キョンに協力することを半ば強制するハルヒ。
いろいろあって文芸部の部室を使うことに。
その過程の中で文芸部にいた長門有希も入部することになってしまいます。
ハルヒが無理矢理連れてきた朝比奈みくるも入部。
すでに書道部に入っているみくるに対し、ハルヒは書道部をやめてこちらの部活に専念するように提案します。
むちゃくちゃな提案に対してみくるは戸惑うも、
長門を見たみくるは何かを納得したように書道部をやめてハルヒの部活に入部することを承諾します。
そしてハルヒは部活の名前を、
S:世界を
O:大いに盛り上げるための
S:涼宮ハルヒ
の団
で、
「SOS団」とすることを告げます。
部活の名前が決まったところで1話目終了。
おわりに
長門を見た瞬間に入部をすんなり受け入れたみくる。
この1話だけだとただの天然の女の子の判断のように見えなくもありません。
けれど実際は、
未来人であるみくるは、宇宙人である長門がいることでここに来たのはハルヒの力によるものだと察するわけですね。
さらに、SOS団という名前。
ずいぶんと適当な印象を受けますが、
ハルヒがなぜ部活の名前をSOS団にしたかと言えば、3年前にタイムスリップしてきたキョンに「世界を大いに盛り上げるためのジョンスミスをよろしく」と言われたことが影響しているわけですね。
このように、ハルヒの身勝手な言動で見落としがちな様々な出来事や言動が、物語の伏線になっています。