今日は目の疲れに効くハーブティーについてです。
目の疲れに効くハーブティーの選び方
疲労回復効果のあるもの、とりわけ目の疲れに作用するハーブをチョイスしていきます。
以下の分量は1種類で飲むときの量なので、ブレンドする場合は好みに応じて加減しましょう。
ハイビスカス
クエン酸を豊富に含んでいるためスポーツ場面でも活躍するハーブ。
ハイビスカスには代謝促進、消化機能促進、眼精疲労の回復、利尿や緩下作用があります。
味は酸味がありますが飲みやすい酸っぱさです。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。
細かく砕かれている場合なら小さじ2でも。
コモンマロウ
咳や気管支炎をやわらげる効果、消化器官の炎症を緩和する効果があります。
ハイビスカスと同様、アントシアニンを含むハーブであるコモンマロウ。
目の網膜の健康を促します。
お湯を注ぐと鮮やかなブルー、冷めるとグレー、レモン汁を加えるとピンク、水出しして凍らせると青紫と色の変化を楽しめるハーブでもあります。
ちなみにお湯は熱湯よりぬるいくらいの方が鮮やかな色が出ます。
色を楽しめるハーブである一方で、味はこれといって特徴がない。
お湯500mlあたり花を約8個を目安に。
クランベリー
スイーツやジュースとしてもよく使われるので名前を知っている人も多いはず。
クランベリーは尿の酸性化、尿路への細菌付着抑制、視覚機能向上の効果があります。
そのため尿路結石の予防や眼精疲労の回復に用いられるハーブです。
味は甘酸っぱさがありますが基本は優しい味のハーブ。
お湯500mlあたり大さじ1杯を目安に。
クランベリーはジュースでも手軽にとることができますが、市販のものは砂糖が多く含まれる場合があるので摂りすぎに気をつけましょう。
クコ
古くは中国で不老長寿の薬として使われていましたが、その理由はクコの滋養強壮成分。
クコは滋養強壮や眼精疲労の回復を促します。
甘みとコクのある味わい。
お湯500mlあたり小さじ1杯をすりつぶして。
まとめ
上記のようなハーブを1種類で飲んでもいいですし、好みの組み合わせで飲んでもいいでしょう。
味が好みじゃない場合は、飲みやすい味のハーブと組み合わせるといいでしょう。
カモミール、レモングラス、ミント、ハイビスカス、ローズヒップなどが他のハーブとも相性が良く飲みやすくするためのハーブとしてよく使われます。これらを活用してもいいでしょう。
体調改善を目的としてハーブティーを飲む場合は、1度に飲むのではなく1日を通してちょこちょこ飲んだ方が効果的です。
朝やお昼にハーブティーを淹れて、マイボトルなどで持ち運ぶといいかもしれませんね。
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参考文献
榊田千佳子・渡辺肇子『いちばんわかりやすい ハーブティー大辞典』ナツメ社、2011年