WordPressのテーマであるSTINGER8(スティンガー8)のカスタマイズをします。
今回はコピーライトの表記の仕方を変更したいと思います。
そもそもコピーライトを表記しなくても物ができた時点で著作権は発生します。
そのためコピーライト表記はなくてもかまわないのですね。
しかし念のためというか、コピーライトを表記しているサイトは多いです。
このあたりのいきさつやコピーライトについては下記を参考にしました。
外部リンク:年号と©マークと何が必要?Copyright(コピーライト)表記の正しい書き方
上記サイトを参考に、コピーライトの必要十分な表記は、
© 発行年 著作権者名(本人やサイト名など)
となります。
STINGER8のコピーライト表記はデフォルトでは、
Copyright© サイト名 今の西暦 All Rights Reserved.
となっています。
そのため、デフォルトの
「Copyright」と「All Rights Reserved.」を消し、
更新年より発行年の方が個人的には大切だと思うので、
今の西暦を消して発行年、つまり任意の西暦を表示できるようにしたいと思います。
作業の流れは以下の通りです。
手順
1.「footer.php」を子テーマに作成
2.「footer.php」にてデフォルトのコピーライト表示を削除
3.新しいコピーライト表記を追加
コピーライトに関する表記はSTINGER8の場合「footer.php」に記述されています。
STINGER8は子テーマ自体は公式サイトからダウンロードできますが、
「footer.php」は初期状態では子テーマの中にありませんので作る必要があります。
各自、FTPソフトやサーバーのサービスを使って、親テーマの「footer.php」を子テーマにコピペします。
子テーマに「footer.php」が準備できたら、
WordPressの「外観」→「テーマの編集」にて、テーマフッター(footer.php)を開きます。
<p class="copy">Copyright©
<?php bloginfo( 'name' ); ?>
,
<?php echo date( 'Y' ); ?>
All Rights Reserved.</p>
がコピーライトに関する記述になります。
ここ消してしまえばデフォルトのコピーライトはなくすことができるのですが、
個人的に、元に戻したくなったときに記述がないと面倒なので、
コメントアウトして非表示にしたいと思います。
コメントアウトの記述を追加して、下記のようにします。
<?php /* ?>デフォルトのコピーライト非表示
<p class="copy">Copyright©
<?php bloginfo( 'name' ); ?>
,
<?php echo date( 'Y' ); ?>
All Rights Reserved.</p>
<?php */ ?>
これでコードを残しつつ、デフォルトのコピーライト表記を非表示にできました。
続いて、新しいコピーライト表記を追加します。
コピーライトの記号である©マークは
©と記述しますので、
<p class="copy">©2017
<?php bloginfo( 'name' ); ?>
</p>
をコメントアウトしたコードのすぐ下に書きます。
上記の2017の部分を、各々のサイトの発行年に書き換えます。
すると、© 発行年 サイト名 の表記になります。