今日は頭痛に効くハーブティーについてです。
1. 頭痛に効くハーブティーの選び方
2. カモミール(ジャーマン種)
3. パッションフラワー
4. フィーバーフュー
5. レモンバーム
6. まとめ
7. その他の記事
8. 参考文献
頭痛に効くハーブティーの選び方
頭痛には様々な原因が考えられますが、緊張による体のこわばりやストレスとを取り除くことは大事になってくるでしょう。
頭痛を緩和する目的でハーブティーを飲む場合、体の緊張の緩和や鎮痛作用、リラックスして落ちつけるハーブを選んでいきます。
カモミール(ジャーマン種)
カモミールはいくつか種類はあり、そのうち飲用としてハーブティーでよく使われるのはジャーマン種。
ジャーマンカモミールは胃腸の働きを整える効果があるハーブです。
また、カモミールには鎮静・鎮痛作用があります。
カモミールは安眠も促しますので夜の飲用も◎
味はやさしい甘みで飲みやすい。
お湯500mlあたり小さじ1杯を目安に。
キク科アレルギーの人が注意が必要です。
パッションフラワー
向精神性ハーブとしても知られるパッションフラワー。
パッションフラワーは体のこわばりや高血圧、喘息や過敏性腸症候群、不眠などを改善します。
鎮痛作用があるので頭痛・肩こり・生理痛などに効果的。
作用が穏やかなため、老若男女問わず広く使えるハーブです。
味は甘みがありなめらか。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。
フィーバーフュー
偏頭痛や花粉症、喘息などに効果のあるハーブです。
アレルギー反応につながるヒスタミンの放出を抑制する効果があります。
味は苦味があり、薬のような感じがします。
他のハーブとブレンドして飲むことが多いでしょう。
お湯500mlあたり小さじ1が目安。
キク科植物のアレルギーのある人、妊娠中や授乳中の人、小さいお子さんは使用しないようにしましょう。
また、日常的に何か薬を飲んでいる人は医師の指示を受けましょう。
レモンバーム
緊張をやわらげるハーブ。
そのため不眠やパニック、神経性胃炎、食欲不振に効果があります。
鎮静、抗菌、抗ウイルス作用があるため、ヘルペスウイルスへも有効です。
ほのかにレモンの香りがします。
通常の葉っぱの状態ならお湯500mlあたり大さじ1、細かくちぎってある状態なら小さじ2を目安に。
まとめ
上記のようなハーブを1種類で飲んでもいいですし、好みの組み合わせで飲んでもいいでしょう。
味が好みじゃない場合は、飲みやすい味のハーブと組み合わせるといいでしょう。
カモミール、レモングラス、ミント、ハイビスカス、ローズヒップなどが他のハーブとも相性が良く飲みやすくするためのハーブとしてよく使われます。これらを活用してもいいでしょう。
体調改善を目的としてハーブティーを飲む場合は、1度に飲むのではなく1日を通してちょこちょこ飲んだ方が効果的です。
朝やお昼にハーブティーを淹れて、マイボトルなどで持ち運ぶといいかもしれませんね。
その他の記事
参考文献
榊田千佳子・渡辺肇子『いちばんわかりやすい ハーブティー大辞典』ナツメ社、2011年