部署内で徴収されるお茶代は断ってもいい?

仕事中に飲むお茶やコーヒーなど業務に直接は関係ありませんが使う物があります。
社員の結婚や出産などのお祝い事、不幸事の際の香典など急な出費が出ることもあります。

日々のお茶や冠婚葬祭の出費に備え部署であらかじめお金を徴収することがあります。

「課費」や「部費」など言われ方は様々でしょう。
「月500円」や「年に5000円」など額や支払う額も様々でしょう。

部署内でのお金の徴収は、
必要とは思いつつも「半強制的な雰囲気」がいまいち納得できない方も多いのでは?


部署内で徴収されるお金


ほとんどの場合、こういった「部署内で徴収されるお金」というのは「すでにそう決まっている」ことが多いのではないでしょうか?

入社したら「すでにそうなっていて」、当たり前のように払うことを求められる。

「私はコーヒー飲まないんだけどな」
「月1000円ってちょっと高いなあ」
個人でいろいろ思いつつも、声には出しづらいですよね。

「部署内で徴収されるお金」って、実際のところどうなのでしょう?


お金の徴収って就業規則?


「部署内で徴収されるお金」の多くは、会社の就業規則には載っていない部署内だけで決めたお金の徴収であることがほとんどではないでしょうか?

つまりあくまで内輪で決めたことなわけですね。
そう考えると、あなたがそのお金を払うか払わないかは、あなたが決める権利があると言えます。


選択できる権利


「私はコーヒーは飲まないので」
「お茶は自分で持ってきているので」
「お祝い事は自分で包むので」

筋が通っていれば、部署内でのお金の徴収を断るのは当然の権利と言えます。
もしも断ったことであなたが上司から仕事上不当な扱いを受ければ、それはパワハラになるかもしれません。



極端な考えに陥らない


もちろん、「払わないと角が立つ」とか「そんな前例はない」とかいろいろな気持ちがあると思います。

けれど大切なのは、
部署内で勝手に決まった慣習に対して、「従うのが善、従わないのが悪」といった極端な考えに陥らないことです。

おかしいと思う慣習はみんなで話し合う。
それで納得できれば従えばいい。
逆に納得できないなら、法律や就業規則で許される範囲で自分の選択をすればいいのです。


まとめ


お茶やコーヒーなどの雑費、冠婚葬祭の際に包むお金。
これらに備えて部署内でお金を定期的に徴収されることがあります。

これらが就業規則に書いていない「内輪のルール」の場合、
あなたにはこのルールを考え選択する権利があります。
あなたがお金を支払わないといけないという法律はありません。

腑に落ちないことは、一度周りと話してみてもいいのではないでしょうか。






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