どんな人と結婚すべきか?~内面編~

どんな人と結婚しましょう?
どんな人と結婚すると幸せになれるのでしょうか?

物心ついたときから、「運命の人はこの人!」とすでに見つかっている人は稀です。

大多数の人は、生涯のパートナーを自分で探すことになります。

さて、どんな人と結婚しましょう?
今日は内面編です。

関連記事:どんな人と結婚すべきか?~ステータス編~


結婚生活の7箇条


ワシントン大学の心理学者ジョン・M・ゴットマンによると、結婚生活を長く幸福に送っている夫婦には共通した言動が複数見られるそうです。

彼は結婚生活がうまくいくための7箇条を挙げています。

1.お互い何気ないことを話し、知る。
2.感謝の言葉を忘れない
3.夫婦の事柄から逃げない
4.相手の意見を尊重する
5.二人で問題に取り組む
6.二人で共通した夢も持ったり問題解決をする
7.人生の意義を共有する

一つ一つは平凡なことかもしれませんが、日々の生活の中でこれらを忘れず丁寧に行うことが大切です。

もっと詳しく:結婚生活がうまくいくための7つの方法


何気ないこと


上記のように、どんな人と結婚するかと同じくらい
どんなコミュニケーションをとっていくかも大事です。

結婚するということは、ひとりの人と長く一緒にいるということです。
パートナーのいろいろなことを知る一方で、いろいろなことを知らないまま過ごしてしまうことがあります。

長年連れ添っているのに、相手の好物をすっと言えない人は多いです。

何気ない話が互いにできて、日々のコミュニケーションをとることが嫌にならない相手が一番結婚に向くのかもしれません。


離婚の理由


少し古い資料ですが最高裁判所の平成10年における「離婚の申し立ての動機別割合」によると、
離婚の理由として男女ともに最も多いのが「性格が合わない」のようです。

さらに見てみると、

男性が離婚したくなる理由
1位:性格が合わない
2位:家族・親戚との折り合いが悪い
3位:異性関係
でした。

女性が離婚したくなる理由は
1位:性格が合わない
2位:暴力をふるう
3位:異性関係
となっています。

上記を踏まえると、
・浮気をする
・暴力をふるう
・相手の価値観を尊重しない
人との結婚は赤信号ともとれます。



結婚相手に求める


厚生労働省の「結婚に関する意識調査」によると、

男性の場合、結婚相手の女性に求めるものとして、
・人柄
・家事や育児の能力

について実に9割以上の男性がYESと答えました。

一方、女性の場合、相手の男性に求めるものとして、
・人柄
・経済力
・家事や育児の能力
・仕事への理解

について実に9割以上の女性がYESと答えました。

男女ともに家事や育児について前向きにとらえてくれるパートナーを求めているようです。


まとめ


以上のように、結婚するなら良好なコミュニケーションをとれることが大切です。

具体的には、
・感謝の気持ちを普段から言える。
・何気ないことを互いに話して共有できる。
・相手の問題に対して親身になれる。

これらが苦にならないパートナーが理想ですね。

さらに、
・暴力を振るわない
・自分だけでなく自分の家族や親戚も大切にしてくれる
・家事や育児に理解しめしてくれる

のような点も大切でしょう。



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【引用・参考サイト】
『司法統計からみた離婚』(厚生労働省)2017年11月18日検索

『結婚に関する意識』(厚生労働省)2017年11月18日検索

【参考文献】
ジョン・M・ゴットマン『結婚生活を成功させる七つの原則』第三文明社、2007年

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