今日は手帳の使い方について。
1. 情報は手帳1冊に
手帳を使うなら、自分が使う情報は手帳1冊にまとめた方がいいです。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の著者、奥野宣之氏をはじめとし、情報整理においては情報を分散させるのではなく一括して管理することを推奨する人は多いです。
2. 情報管理がバラバラだと混乱する
情報過多な現代において、情報を整理したいと思ったとき、まずはじめに手帳での管理が思い付きます。
手帳で日々のスケジュールを管理して、物忘れやうっかりミスによるトラブルを防ぎたい。
しかし、日々の情報はスケジュールだけではありません。
電話番号、アカウントのパスワード。
しないといけないこと(ToDoリスト)。
支払期限や提出期限がある書類。
その他、自分がよく活用する資料関連。
自分が日々触れる情報、使う情報というのは意外と多岐のジャンルにわたるものです。
そして、この様々な情報をどのように管理するか?
ここで、よく言われるのが、情報管理の方法をバラバラにするとわかりにくいということ。
スケジュールは手帳に、ToDoリストは机のメモ帳に、書類の提出期限はパソコンで・・・
というように、管理の仕方がバラバラだと「あれ、○○はどこに保存したっけ?それとも保存してないっけ?」となるわけです。
3. 情報は必ずここにある
情報は一括にまとめた方がわかりやすい。
一見、一括にまとめることは細かに分類・整理して管理することよりずぼらな印象があります。
けれど、一括にまとめることで「どこだっけ?」という不安がなくなり、「情報は必ずここにある」という確信が作業を効率化します。
なので手帳にはスケジュールだけでなく以下のような物も入れておくと重宝します。
・ToDoリスト
・最低限の電話帳(携帯紛失時に役立つ)
・書類(手帳にはさんだり、のりで貼ったり)
・メモ帳(なんでも書く)
4. まとめ
情報を1冊の手帳にまとめると、ぱっと見は乱雑な手帳のように見えます。
しかし本人からするとこれが意外と使いやすい。
情報源が1冊にまとまるという点。
スケジュールを書いたり書類を切り貼りしたりという手を動かす作業。
このような点から意外と記憶の残りやすくなります。
情報を手帳1冊にまとめることは、実務的に役立ちなおかつ手帳への愛情が増す方法の1つです。
5. その他の記事
6. 参考資料
奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい』Nanaブックス、2008年