結婚生活を末永く幸せに送るにはどうしたらいいのでしょう?
さまざまな夫婦を観察し幸福な結婚生活を送るために必要な言動を研究したのがワシントン大学の心理学者ジョン・M・ゴットマンです。
今日は「幸せな結婚に必要な7つの原則」のうちの一つ、
「相手への思いやりを育てる方法」の続きです。
前回の記事:幸せな結婚に必要な7つの原則②‐①~相手へ感謝できているか?~
関連記事:結婚生活がうまくいくための7つの方法
パートナーのどんなところが好きでしょう?
以下の項目から3つ選んでみてください。
3つ以上ある人は3つに絞ってください。
1.愛らしい顔立ち
2.気配りがある
3.勇気がある
4.インテリ
5.思慮深さ
6.寛大さがある
7.義理堅い
8.信じられる
9.強健である
10.エネルギッシュである
11.性的魅力がある
12.決断力がある
13.創造的である
14.想像的である
15.あなたのファン
16.魅力的である
17.興味ある人物
18.私を支えてくれる
19.話が面白い
20.私のことを考えてくれる
21.愛情がある
22.物事をまとめるのが上手
23.奥深いところがある
24.スポーツマンである
25.快活さ
26.私と目的が同じ
27.上品さ
28.優雅さ
29.愛想がよい
30.いたずら好き
31.面倒見がよい
32.私の良き友達
33.私を興奮させる
34.倹約家である
35.計画を多く持っている
36.恥ずかしがり屋
37.傷つきやすい性格
38.生き生きとしている
39.物事に熱中する
40.表現力の豊富さ
41.活動的である
42.注意深い
43.遠慮深い
44.冒険好き
45.感受性が強い
46.信頼できる
47.責任感がある
48.頼りになる
49.人を育てる
50.心が温かい
51.性的に強い
52.親切さ
53.温和さ
54.実際的である
55.光輝いている
56.機知に富む
57.のんき
58.美人である
59.好男子である
60.資産家である
61.もの静か
62.主義主張を守る
63.良き配偶者である
64.良き親である
65.独断的である
66.私を守ってくれる
67.可愛らしい仕草
68.優しい
69.権限がある
70.物事に固執しない
71.理解がある
72.まったくの間抜け
3つが決まったらそれぞれについて「どんなときにそう感じたのか」を考えます。
そしてパートナーに伝えます。
お互いがお互いのどんなところを評価しているのかを再確認するのです。
相手のどんなところが好きか。
相手が自分のどんなところが好きか。
互いに話しあい、認め合い、褒め合いましょう。
そのような時間を持つことが二人の仲を深めます。
次回、パートナーの仲を深めるためにできる取り組みをもう一つ紹介します。
次回に続きます。
【参考文献】
ジョン・M・ゴットマン『結婚生活を成功させる七つの原則』第三文明社、2007年