アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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禪院甚爾(伏黒の父)の名言集
もう禪院じゃねぇ。
婿に入ったんでな。
今は伏黒だ。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第25話 懐玉(ABEMA)より引用
呪術廻戦の過去偏である「懐玉・玉折」編において、伏黒恵の父親である伏黒甚爾の名言を見ていきます。
懐玉・玉折の名言
第27話「懐玉-参-」
俺も苦手だ。男の名前覚えんのは
五条「あんた、どっかで会ったか?」
甚爾「気にすんな。
俺も苦手だ。男の名前覚えんのは」呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第27話 懐玉-参-(ABEMA)より引用
幼少期に甚爾は五条を見に行っているので、実際に会ったことがある2人。
そのとき五条は幼いながら甚爾を察知。
この経験から甚爾は五条の才能に警戒することとなります。
これを踏まえ五条が消耗したところを狙う甚爾。
万全の態勢の五条と戦うことを避ける、いい意味でプライドのなさが甚爾の強さとかっこよさだなと思います。
緩急つけて偽のゴールをいくつか作ってやるんだ
お前みたいに隙がない奴には、
緩急つけて偽のゴールをいくつか作ってやるんだ。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第27話 懐玉-参-(ABEMA)より引用
学生時代の五条には耳が痛い、経験値の差を物語る甚爾の言葉。
五条悟は俺が殺した
なんでって、ああ、そういう意味ね。
五条悟は、俺が殺した。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第27話 懐玉-参-(ABEMA)より引用
ここに居る理由を問う夏油に対し、「なんでって」と少し考えて答える甚爾。
この時間差が、夏油と甚爾の(五条や理子に対する)思い入れの差だなと思います。
また、甚爾の「殺した」の言い方が陰湿さと殺しをおもしろがっている様子が絶妙に含まれていて、中の人の技術の高さを感じます。
第28話「懐玉-肆-」
長生きしたきゃ忘れんな
その恵まれたお前らが、
呪術も使えねぇ、
俺みたいな猿に負けたってこと、
長生きしたきゃ忘れんな。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第28話 懐玉-肆-(ABEMA)より引用
甚爾のコンプレックスと本音が垣間見えるシーン。
婿に入って姓は伏黒ですが、元は呪術界の御三家である禪院家の出身である甚爾。
いわば呪術界のエリートで、そのぶん呪力がない甚爾が不遇の扱いを受けていたことがこの言葉からにじみ出ています。
呪力を持っている息子に「恵(めぐみ)」という名前を付けていることからコンプレックスがうかがえます。
五条や夏油を「恵まれている」と言い、そこから自分の息子を思い出した甚爾。
ちなみにこのときの甚爾の「猿」発言が、後に夏油が非術師を「猿」呼ばわりするきっかけになったのではと考えられます。
そう考えると夏油にとって言葉の呪いを受けたとも言えるシーン。
自分も他人も尊ぶことない、そういう生き方を選んだだんだろうが
本編の解説
参考資料