アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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五条の術式「無下限呪術」と「アキレスと亀」
無限。
アキレスと亀だよ。
勉強は大事って話。呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第26話 懐玉-弐-(ABEMA)より引用
呪術廻戦の第2期、通算第26話「懐玉-弐-」にて自身の術式「無下限呪術」を「アキレスと亀」のパラドックスで例えた五条。
五条に直接攻撃が届かないのが、単なるバリアではなく空間の操作であることがわかります。
解説
アキレスと亀とは?
「アキレスと亀」とは呪術廻戦に限った用語ではなく実際にあるパラドックスです。
アキレス(足が速い)の前方に亀(足が遅い)がいて、両者が走り始めます。
当然足が速いアキレスの方が亀に追いついていくわけですが、亀もいくらかは前に進んでいるでしょう。
アキレスが亀に追いつくまでに、亀は遅いかもしれませんが少なくとも1,2歩は前に進んでいるかもしれません。
ということはアキレスよりは1,2歩前にいます。
さらにアキレスが追いつこうとする時間、亀は0.5歩くらいは進んでいるでしょうからやっぱりアキレスより前にいます。
このように考えると、亀は常にアキレスよりちょっとは前にいて、永遠にアキレスが亀を追い抜くことはできません。
もちろん現実世界でこのようなこと(アキレスが亀に追いつけない)はないでしょうが、理屈の上ではなかなか反論しにくい思考実験と言えます。
五条の術式「無下限呪術」は、このパラドックスを現実に起こすことができます。
これにより相手の攻撃は「アキレスと亀」の状態になってしまいます。
紙袋呪詛師との戦闘
第26話で紙袋呪詛師は五条を攻撃しようとした際に「動かねぇ」と言います。
五条の周囲が目に見えないバリアのようなもので「遮られている」わけではなく、動きがどんどん遅くなり「到達しない」状態であることがわかります。
本編の解説
五条の技の解説
参考資料