フロー状態とは?~フロー状態の作り方~

幸せな人生を送る鍵は、
過去を悔むことでも、
未来を妄想することでもありません。
「今」に集中し「今」を楽しむことです。

よくあることですが、
仕事中に休日にしたいことを妄想して上の空。
休日に週明けの仕事のことを考えて上の空という状態。

「いつか」や「どこか」ばかり考えていては、人生はあっという間に手ごたえがなく過ぎてしまいます。

大切なのは「今」「ここ」に全力を向けることです。



1. フロー状態とは?

「今この瞬間」にとてつもなく集中できるときがあります。

「我を忘れる」「時間を忘れる」
「ゾーンに入る」
言い方はいろいろあります。

「今この瞬間」にとてつもなく集中できている状態を心理学用語で「フロー」と言います。

幸せの鍵は、この「フロー状態」をいかに増やし体験できるかにあります。



2. フロー状態と幸福

心理学者であり「フロー」の研究分野においても有名なM・チクセントミハイ氏は、

「幸福な人生はフロー(自分がやっていることに完全に没頭すること)によって作られる」と述べています。

時間が経つのも忘れるくらい物事に集中するというのは具体的にどういった行動で促せるものなのでしょう?


3. フローの条件

以下のような活動の場合、フローに入りやすいです。

・目標が明確で、自分が何をしたいのかわかっている

・ただちにフィードバックが得られる

・何をする必要があるかわかっている。

・状況や活動を自分でコントロールできる感覚がある

・結果だけでなく過程を楽しめる。

・課題の難易度がちょうどいい。
 難しいけれど達成できる程度。



そしてフローに入ると以下のような状態になります。

・時間の感覚がなくなる

・我(自分自身)を忘れてしまう

・取り組みに本質的な価値を見いだせる。
 自分がもっと大きな何かの一部である感覚を持てる。



4. まとめ

フロー状態は一つの活動に没入した状態でありながら、その活動に驚くほどの応用力が発揮されるのも特徴です。

フロー状態に入ると、作業中は自己の意識が消失しますが、作業後は逆に自己の意識を強く感じます。

この集中と、後の達成感が幸福につながります。


5. その他の記事

「幸せ」のコストパフォーマンス

幸せの種類

【効率化】自分の時間を確保する仕事術


6. 参考資料

M・チクセントミハイ『フロー体験 喜びの現象学』世界思想社、1996年

ソニア・リュボミアスキー『幸せがずっと続く12の行動習慣』日本実業出版社、2012年

本山勝寛『最強の独学術』大和書房、2017年