人間誰しも嫌いな人の一人や二人はいるものです。
しかし嫌いな人とも顔を合わせないといけない、一緒に何かをしなくてはならないという状況が生きていると度々あります。
嫌いな人とも上手くやっていきたい。
そもそも人を嫌いになりたくない。
そう思う人は多いのではないでしょうか。
相手に対する印象を、「好き」「普通」「嫌い」に分けるとします。
誰しも「好き」な人一緒にいたいものです。
そして「嫌い」な人とは関わりたくないものです。
ではなぜ「嫌いな人」と関わりたくないのでしょう?
理由は様々でしょうが、
「嫌な気持ちになる」
「腹が立つ」
「めんどくさい」
「傷つく」
などが多いのではないでしょうか?
いずれにせよ、「精神的に負担がかかる」ことが大きな原因の一つになります。
嫌いな人と一緒にいるのは精神的に負担がかかる行為です。
その一方で、
好きな人とは自然に何時間も一緒にいることができます。
気の合う人といることは気楽です。
人間関係にはコストがあります。
気楽に過ごせるとはコストが低いということです。
精神的に負担がかかるのはコストが高いということです。
嫌いな人がいるということは、
それだけで生きていくコストが高くなってしまいます。
人間関係には少なからずコストがかかります。
では人を嫌うということはどのようなコストがかかるでしょう?
・事前に「あの人と会うのか、嫌だなあ」と思うコスト
・その人を避けようとするコスト
・愛想笑いのコスト
・言いたくないことを言うコスト
・言いたいことを言えないコスト
挙げたらキリがなさそうですね。
いずれにせよ、
あなたが誰かを嫌うことであなたは大きな精神的コストを払っているのです。
人間関係のコストを下げる、あるいは適切な量にすることで人生は生きやすくなります。
「人間関係コストを下げる」とは人間関係を希薄しろという意味ではありません。
「人間関係コストを下げる」とは、
「嫌いな人」への精神的な労力を少なくし、
「普通な人」と好意的に過ごし、
「好きな人」との時間を大切にすることです。
嫌いな人との関係において、精神的な負担を軽くするにはどうしたらいいでしょう?
シンプルなことですが、
「嫌いな人」は気にも留めないことが一番です。
ポイントなのは、「積極的に嫌う」ことをしてはいけません。
「積極的に嫌う」とは
・相手の悪口を言う
・相手の仕事の足をひっぱる
・相手にいじわるをする
などです。
「積極的に嫌う」ことに気を遣うとコストがかかってしまいます。
あなたは嫌いな人に無関心で構いません。
積極的に嫌う必要はないですし、逆に好かれようとしなくていいのです。
無理に好かれようとしてもそれは精神的に負担になるだけです。