今日はシミやシワに効くハーブティーについてです。
シミやシワに効くハーブティーの選び方
シミやシワの予防・改善といった美肌目的でハーブティーを飲む場合、美肌効果のあるハーブに加え胃腸や体の調子を整えるハーブもチョイスします。
体の代謝を促したり、緊張をほぐす。
肌だけでなく体全体の健康を促すことが美容につながります。
以下の分量は1種類で飲むときの量なので、ブレンドする場合は好みに応じて加減しましょう。
カモミール(ジャーマン種)
カモミールはいくつか種類はあり、そのうち飲用としてハーブティーでよく使われるのはジャーマン種。
ジャーマンカモミールは胃腸の働きを整える効果があるハーブです。
カモミールは安眠も促しますので夜の飲用も◎
ヨーロッパでは化粧水の成分としても有名なカモミール。
先述のとおり胃腸の働きを整え代謝を良くし、毛細血管の修復を促すなど肌を健康に導きます。
味はやさしい甘みで飲みやすい。
お湯500mlあたり小さじ1杯を目安に。
キク科アレルギーの人が注意が必要です。
ヒース
花は染料として、木は肥料としてなどハーブティー以外でも広い用途があるヒース。
ヒースには美白・尿路消毒・抗菌・利尿作用などがあります。
そのため美白などの美容目的以外にも、結石の予防などにも役立ちます。
微かな酸味と塩味がありますが、基本は淡白な味です。
和食との相性も◎
お湯500mlあたり小さじ2杯を目安に。
ハトムギ
タンパク質やビタミンEを豊富に含むハーブ。
ハトムギは美肌・利尿・消炎・排膿・鎮痛や代謝促進効果があります。
そのため美肌効果やむくみの改善に役立つハーブ。
穀物の風味であり甘みととろみがあります。
大さじ1を300mlの水で20分ほど煮出します。
ルイボス
古くから「不老長寿のお茶」として親しまれてきたハーブ。
「ルイボスティー」という名前はハーブにそれほど詳しくない人でも耳にしたことがあるのでは。
ルイボスは抗酸化作用を持ち、若々しさを保つハーブとされています。
また代謝促進や抗アレルギー作用を持つことから、冷え症や便秘、アレルギー症状の緩和にもつながります。
オレンジに似たさわやかな香りのためすっきりとした飲み心地。
お湯500mlあたり小さじ1を目安に。
おわりに
上記のようなハーブを1種類で飲んでもいいですし、好みの組み合わせで飲んでもいいでしょう。
味が好みじゃない場合は、飲みやすい味のハーブと組み合わせるといいでしょう。
カモミール、レモングラス、ミント、ハイビスカス、ローズヒップなどが他のハーブとも相性が良く飲みやすくするためのハーブとしてよく使われます。これらを活用してもいいでしょう。
体調改善を目的としてハーブティーを飲む場合は、1度に飲むのではなく1日を通してちょこちょこ飲んだ方が効果的です。
朝やお昼にハーブティーを淹れて、マイボトルなどで持ち運ぶといいかもしれませんね。
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参考文献
榊田千佳子・渡辺肇子『いちばんわかりやすい ハーブティー大辞典』ナツメ社、2011年