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「涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)」の見方
アニメブームのきっかけとなった作品の1つである「涼宮ハルヒの憂鬱」。
SFや哲学の要素も入っている本作は、伏線が豊富に散りばめられているのも特徴です。
また、一見するとわかりにくいですが、いろいろな小ネタや細かな演出があり、そういった点を見つけながら視聴するのも楽しい作品。
今日は、知るともっと楽しめる「涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)」の小ネタの解説です。
涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)を楽しむための小ネタと解説
キョンの名前
「キョン」は当然あだ名なわけですが、彼の本名は作中では明かされません。
原作のほうでも依然として本名がわからないという徹底ぶり。
ただしなぜ「キョン」になったかは明かされていて、
原作によると「キョン」というあだ名は叔母がつけ、妹がそれを広めたという経緯。
ちなみにキョンの妹も本名はわかりません。
登場人物の名前の規則性
「涼宮ハルヒの憂鬱」において、
「涼宮ハルヒ」や「長門有希」のように名前がフルネームで判明している人物はいわゆる一般人ではありません。
一方、「キョン」「谷口」「鶴屋さん」のようにあだ名のみだったり名前の一部しかわからない人物は一般人。
ちなみにアニメでは特別な展開はなかった「喜緑江美里」は、原作では相応の役目があります。
1期のオープニング
アニメ1期のオープニングの冒頭は「3年前の七夕」を意識した映像になっています。
七夕の日に願いを込めた涼宮ハルヒは何者かから不思議な力を授かる。
そんな演出になっていますね。
次回予告
涼宮ハルヒの憂鬱(アニメ)には1期と2期があります。
設定や話の内容はなどはどちらもほぼ原作通り。
ただし1期は原作と時系列が異なっている。
これは原作を読んでいる人にも新鮮さを与えるため。
その話が何話なのかが「アニメ」と「原作」で違うわけです。
この2つの情報を提示するため、
次回予告では涼宮ハルヒが原作の時系列での話数言って、それをキョンがアニメ話数に修正するという掛け合いをします。
「笹の葉ラプソディ」の伏線
「涼宮ハルヒの憂鬱」および映画の「涼宮ハルヒの消失」は、様々な伏線がありそれがつながっていく展開がまたおもしろいのですが、
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の伏線が最も豊富に含まれるのが「笹の葉ラプソディ」の回です。
「サムデイ イン ザ レイン」の視点
アニメ最終話である「サムデイ イン ザ レイン」はアニメオリジナルストーリーです
そのため、他の話と作りが異なっています。
具体的には、「涼宮ハルヒの憂鬱」はキョンの視点でストーリーが進みますが、「サムデイ イン ザ レイン」のみキョン以外の視点で進むシーンが入っています。
つまりキョンがいないシーンがあるわけですね。