アニメ「SSSS.GRIDMAN」の解説です。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
怪獣少女の正体
「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
アニメ「SSSS.GRIDMAN」第6話「接・触」に登場した怪獣少女。
本編では最小限の説明しかされませんでしたが、
この怪獣少女は「SSSS.GRIDMAN」の原作である「電光超人グリッドマン」に登場した怪獣「アノシラス」の子孫です。
「SSSS.GRIDMAN」のアノシラスと「電光超人グリッドマン」のアノシラス
オープニングに登場するフードをかぶった謎の人物
「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
オープニングでも登場し、その正体が序盤から注目されていたフードをかぶった謎の人物。
才色兼備でありながら引きこもり気質のあるアカネの本当の姿なのではなんて仮説も視聴者の間でささやかれていました。
しかしながらそれはミスリードであり、フードをかぶった謎の人物の正体は第6話にて明らかになります。
フードを被った謎の少女は、原作「電光超人グリッドマン」に登場した温厚な怪獣「アノシラス」の子孫にあたる怪獣少女です。
電子アニマル アノシラスとは?
「SSSS.GRIDMAN」の原作である「電光超人グリッドマン」に登場する怪獣は、グリッドマンに敵対する怪獣ばかりではありません。
もともとコンピュータワールドに生息する温厚な怪獣もいます。
「電光超人グリッドマン」のおいて、操られるかたちでグリッドマンと戦いますが、本来は温厚な怪獣が電子アニマル「アノシラス」です。
本編では楽器店のコンピュータなど、音楽にまつわる怪獣として登場します。
怪獣少女アノシラス(2代目)の解説
裕太と怪獣少女の会話
裕太「俺、この子知ってる気がする」
怪獣少女「似てるでしょ?」「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
裕太は路地裏で怪獣少女を会った際、以前どこかで会ったことがあるような感覚になります。
怪獣少女の方も「似てるでしょ?」という発言。
物語終盤でわかりますが、
記憶喪失の裕太の人格は、実は裕太に乗り移ったグリッドマンです。
このため、(グリッドマンが乗り移っている)裕太はかつて「電光超人グリッドマン」時代にアノシラスと会ったことがあります。
本人いわく、怪獣少女は初代のアノシラスと似ている点があるため、裕太も「知ってる気がする」という錯覚がしたのでしょう。
裕太に音楽を聞かせる怪獣少女
裕太に音楽をイヤホンで聞かせながら、音楽の力について話す怪獣少女。
このあたりの設定も音に関する怪獣であるアノシラスの設定を踏襲していると言えます。
怪獣少女の恩返し
私の先代が、お世話になったんだよ。君に
「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
怪獣少女は裕太にアカネのことを話します。
真相を教えてもらい感謝する裕太。
「電光超人グリッドマン」の頃に、暴走したアノシラスはグリッドマンに助けてもらいます。
これが先代がお世話になったということでしょう。
そして、怪獣少女の先代がお世話になったのが、「君に」なのが、裕太にグリッドマンが乗り移っていることを示唆する伏線になっています。
まとめ
「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
以上のような展開のあと、エンディングにて怪獣少女の正体が「怪獣少女アノシラス(2代目)」だと確定します。
ちなみに、最終回である12話にてアノシラスも登場します。
「SSSS.GRIDMAN 第12話」(Abema TV)より引用
第6話にてフードをかぶった謎の少女はアノシラスの子孫である怪獣少女。
音に関連する怪獣ゆえに怪獣少女はイヤホンをつけてる。
などの伏線が回収されます。
そして、アンチ同様、赤い目の少女もやはり怪獣だったという目の色の設定が活かされています。
これに伴い、アカネの赤い目や六花の青い目の中にある赤色がより一層注目されるわけです。
SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)にて再登場