君(アカネ)を退屈(アレクシス)から救いに来たんだ
アニメ「SSSS.GRIDMAN」。
グリッドマン達にとって怪獣を作る「敵」でありながら、同時にオープニングの歌詞にあったように「救うべき人」でもあった新条アカネ。
今日は「SSSS.GRIDMAN」における「新条アカネ」の名言を。
「新条アカネ」名言集
アカネ「やらなきゃいけないこと多くてさ」
裕太「やるべきこと・・・」
アカネ「そうだね。私にしかできない、私のやるべきこと。お互い大変だよね」「SSSS.GRIDMAN 第5話」(Abema TV)より引用
第5話の裕太とアカネの会話シーン。
表面は隠しながらも、アカネの本音が見えるやりとりですね。
事情があるとは思うけどさ、怪獣が出ない回とか作っちゃダメだよね?
怪獣って、ほんとは主役じゃん? なのに、やられ役だと思われてるよね。
「SSSS.GRIDMAN 第6話」(Abema TV)より引用
アカネの美学はわかるシーン。
これを言った第6話は怪獣が出てこない回であるというメタ的な発言でもあります。
裕太「これは夢だ。時計は返すよ」
アカネ「ずっと夢ならいいって思わない?」
裕太「夢だから目覚めるんだよ。みんな同じ。それは、新条さんも」
アカネ「私はずっと夢を見ていたいんだ」
裕太「俺はそっちには行けない。グリッドマンが呼んでるから」「SSSS.GRIDMAN 第9話」(Abema TV)より引用
第9話にて裕太が夢から目覚めるシーン。
夢の世界へ逃避するアカネが切ない。
アンチ「なぜ、怪獣である俺に命を与えた?」
アカネ「君はもう怪獣じゃないよ」
アンチ「なぜだ?」
アカネ「怪獣は人の気持ちを読んだりしないから。
君は私を探してたでしょう。
怪獣はね、人に都合を合わせたりしないよ。
いるだけで人の日常を奪ってくれる。それが怪獣。
私は人間みたいな怪獣は好きじゃない。
ほらその目。人間みたいな目してる」
アンチ「お前の目は」
アカネ「見ないでよ。どこでも、好きなとこ行きなよ。
やっぱり君は失敗作だよ」「SSSS.GRIDMAN 第10話」(Abema TV)より引用
アカネの怪獣への美学がわかるシーン。
オープニングの捨てられたビニール傘が登場するシーンでもあります。
内海「神様でも、わからないことがあるのか?」
アカネ「あるよ。じゃあ内海君は、自分が今までに捨てた物まで全部把握してるの?そういう人がいらなくなった物が集まるお店でしょ?ここ」「SSSS.GRIDMAN 第10話」(Abema TV)より引用
第10話、アカネが裕太を刺す直前のシーン。
「いらなくなった物が集まるお店」が巡り巡ってアカネの敗北につながる。
「いらなくなった物が集まるお店」に住む六花を友達として必要とするアカネ。
自分が友達として作った六花の家を「いらなくなった物が集まるお店」に設定したのは、どこかで自分も「いらなくなった物(=他人から必要とされていない)」と思っている低い自己評価と孤独感の表れかもしれません。
そういう2つの意味で皮肉なセリフ。
アカネ「私に、広い世界なんて無理だよ!」
六花「だから私達を頼ってほしい。信じてほしい。そのための関係だから」
アカネ「私との、関係・・・みんな私の、私の・・・友達。
ここは私が作った世界だから、この世界に私はいちゃいけないんだ。自分の意思で帰らなきゃいけないんだ。私の、場所に」「SSSS.GRIDMAN 第12話」(Abema TV)より引用
最終回。自ら扉を開けるアカネ。
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