【Excel】COUNTA関数の使い方~個数を数える~

エクセルの関数の1つである、COUNTA関数の使い方についてです。



COUNTA関数とは?

COUNTA関数とはその範囲にある「空白でないセル」の個数を数える関数です。

類似した関数でCOUNT関数があります。
COUNT関数が数字しか数えないのに対し、COUNTA関数は文字なども含めてセルが空白でなければ数えてくれます。

補足記事:COUNT関数の使い方~値の個数を数える~

例えば、

山田  5
    6
鈴木  1
田中
宮田  4

という表があったら、COUNT関数は数字しか数えませんが、COUNTA関数は人の名前も数字もどちらも数えることができます。


COUNTA関数の使い方

COUNTA関数の式の形は割とシンプルです。

=COUNTA(選択範囲)

このようにすることで、選択範囲内の個数を数えてくれます。


COUNTA関数の意義

COUNTA関数の意義はやはりデータの個数を数える点です。

山田  5
斎藤  6
鈴木  1
田中  6
宮田  4

のような表があって、数字を合計したいならSUM関数でいいですよね。

けれど人が何人いるのか数えたいときにCOUNTA関数は役に立ちます。

上記は人が5人で少ないですが、
これが100人や200人以上いる顧客名簿などだといちいち数えるのはめんどうですよね。
もしもその顧客が頻繁に変わるのならなおさらです。

COUNTA関数はたくさんの個数があってその数がちょこちょこ変わるようなときに便利な関数です。


COUNTA関数の応用

例えば同じ時間に5人まで対応できる美容室があったとします。

12時 13時
山田  斎藤
鈴木  吉岡
佐藤  田口
田中  本田
吉田
5   4

上記のような予約表があったとします。
各時間のお客さんの人数をCOUNTA関数で出したとします。

さらに、予約人数が5人の場合、つまり満席の場合は数字の色を赤にしたいと思います。

エクセルには条件付き書式という便利な機能があります。
条件付き書式はセルの値に応じて自動で色やフォントを変えることができる機能です。

エクセルのホームタブにある条件付き書式、「新しいルール」でルールを追加します。
「指定の値を含むセルだけ書式設定」などを選択肢、セルの値が「5」のときに赤字になるよう設定します。

するとお客さんが5人のときだけ数字の色が赤色になります。


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