エクセルの関数の1つである、COUNT関数の使い方についてです。
1. COUNT関数とは?
2. COUNT関数の使い方
3. COUNT関数の気をつけること①
4. COUNT関数の気をつけること②
5. COUNT関数の意義
6. COUNT関数の応用
7. その他の記事
COUNT関数とは?
COUNT関数とはその範囲に値が何個あるのか数える関数です。
例えば、
山田 5
佐藤 6
鈴木 1
田中
宮田 4
という表があったら、値の数は5と6と1と4で合計4つですね。
COUNT関数の使い方
COUNT関数の式の形は割とシンプルです。
=COUNT(選択範囲)
このようにすることで、選択範囲内の値の個数を数えてくれます。
COUNT関数の気をつけること①
COUNT関数はあくまで値の個数を数えます。
COUNT関数は文字列は数えません。
山田 5
佐藤 6
鈴木 1
田中
宮田 4
という表なら、名前の部分を選択しても数えてくれないのです。
あくまで数字の部分のみ。
COUNT関数の気をつけること②
COUNT関数は0も数えます。
つまり、
山田 5
佐藤 6
鈴木 1
田中
宮田 4
なら値の数は4個です。
一方で、
山田 5
佐藤 6
鈴木 1
田中 0
宮田 4
だと値の数は5個になります。
COUNT関数の意義
COUNT関数は値の個数が非常に多い時や、個数が頻繁に変わるときに便利です。
山田 5
佐藤 6
鈴木 1
田中 2
宮田 4
例えば上記の表が飲食店の予約表だとします。
予約した人の名前とその人数です。
COUNT関数を使うと今日の予約数は5組であることがわかります。
この予約が20組とか30組とかあって、予約数はその日によって変わる場合、COUNT関数で自動計算するほうが楽だし間違いもないですよね。
COUNT関数の応用
COUNT関数の応用です。
例えばIF関数と組み合わせてみましょう。
補足記事:IFの使い方
以下のような表があるとします。
りんご 2
バナナ 3
ぶどう 2
すいか 6
状況: 全部注文
果物の注文の個数が書いてある表です。
たとえ1個ずつでも全部の果物を注文しているなら「全部注文」と表示させたい。
IF関数とCOUNT関数を組み合わせます。
=IF(COUNT(選択範囲)=4,”全部注文”,””)
となります。
つまり、
=IF(COUNT(選択範囲)=決めた個数,”該当したときに表示したい文字“,”該当しないときに表示したい文字“)
となります。
文字は「”」で囲むのを忘れずに。