アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
- 1 ダイナゼノンのボイスドラマ
- 2 一覧と解説
- 2.1 第1.1回「カシワギルティ」
- 2.2 第2.2回「優しい家で育ったから」
- 2.3 第3.3回「宇宙のお土産」
- 2.4 第3/1回「ルール違反」
- 2.5 第4.4回「早口だとなんか怖い」
- 2.6 第5.5回「感謝の言葉」
- 2.7 第6.6回「呼び方なんて」
- 2.8 第√36回「適度に喧嘩しなさい」
- 2.9 第7.7回「心配かけないで」
- 2.10 第8.8回「事実を言ったまで」
- 2.11 第9.9回「イイ先輩」
- 2.12 第9+1回「働かなくていいから」
- 2.13 第10.10回「怪獣使いとして」
- 2.14 第11.11回「元気してる」
- 2.15 第12回「段差」
- 2.16 劇場総集編「毎日が退屈で」
- 2.17 グリッドマンユニバース ボイスドラマ「アクセプターは鳴らない」
- 3 SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)ボイスドラマ一覧
- 4 参考資料
ダイナゼノンのボイスドラマ
SSSS.DYNAZENONも前作SSSS.GRIDMANと同様に、各話の補足としてのボイスドラマがあります。
登場人物達の非常にリアルに感じる会話が評判のボイスドラマ。
ボイスドラマなので声だけで映像はないですが、声優さん達の技術の高さから釘付けになる面白さとなっています。
また全体としてはギャグを含む日常回でありながら、時折本編に関わる伏線や小ネタもあるので聞き逃せない内容となっています。
一覧と解説
第1.1回「カシワギルティ」
蓬達クラスメイトの会話。
学園祭の出し物の案として出てきた男女逆転喫茶は、前作であるグリッドマンの小ネタとなっています。
第2.2回「優しい家で育ったから」
蓬の家に泊まるガウマ。
寝る前の二人の会話が第2.2回の内容になります。
母子家庭における蓬の葛藤が語られる、蓬の人物描写として重要な回になります。
第1話本編だけを見ると、お祝い金を募金箱入れた蓬はずいぶんと反発している印象を受けます。
しかし本心は母親にも母親が親しくしている上条さんにも悪い気持ちは持っていないことがわかります。
母親と父親はたまに蓬を交えて食事もするようでまだ交流がある様子。
様々な葛藤があり蓬の中で自身の感情が整理できていない様子がうかがえます。
第3.3回「宇宙のお土産」
本編第3話の戦闘後を描くボイスドラマ。
怪獣の爆発攻撃を防ぐために宇宙に行ったのに、ダイナゼノンの攻撃は怪獣がやられたときの爆発は盛大な点のツッコミが入ります。
また、このボイスドラマのあとに夢芽はチセを某遊園地へダイナウイングで連れて行きます。
本編の箇所箇所でもそうですが、根は年相応の女子高生というか面倒見がいい性格である夢芽。
「無職で宇宙行ったの、たぶん人類史上初ですよ」というちせの無職煽りがおもしろく、無職である暦にちょいちょい引く蓬と夢芽がなんだかリアルです。
第3/1回「ルール違反」
第4.4回「早口だとなんか怖い」
蓬が夢芽のお見舞いに行く、第4話の後日談。
夢芽の机の上に置いてあるものが卑猥な物と思わせてダイナウイングであるくだりは、グリッドマンのボイスドラマで六花のリュックの中を探っていたネタと共通の演出になります。
母親が宗教にはまっていることについて話す夢芽。
最後は「冗談」として締めくくります。
確かに母親の宗教に夢芽自身も入れ込んでいる様子を蓬に見せたのは冗談なのでしょう。
しかし姉の死をきっかけに母親が精神的に不安定になったこと、宗教がきっかけでそれが落ち着いたこと、だから母親が宗教にはまっていることを夢芽自身は許容していることはきっと本当のことなのでしょう。
第5.5回「感謝の言葉」
怪獣優勢思想の、第5話の後日談。
思った以上に仲が良い4人。
第6.6回「呼び方なんて」
おそらくボイスドラマの中で最もつらい回となっています。
稲本さんに淡い恋心を持っていた暦。
しかしまさかの稲本さんの夫と飲むことに。
共通の知人を介して、まったく会話が弾まない相手と席を設ける気まずさが見事に表現されている回。
第√36回「適度に喧嘩しなさい」
第7.7回「心配かけないで」
第6.6回同様、本編の合間のストーリーを描きます。
中学生の頃孤立していた鳴衣を、持ち前の(?)空気の読まなさで気にせず、親しくしていた夢芽。
そんな夢芽に救われた鳴衣の心境が描かれます。
単に付き合いが長いからではなく、ちゃんと互いの親密さの背景がわかる心温まる回。
第8.8回「事実を言ったまで」
怪獣を探す蓬と遭遇したナイト。次いで二代目とも合流します。
第8話本編の合間を描くボイスドラマ。
終盤の二代目の笑い方から、怪獣少女アノシラスの面影をはっきりと感じることができます。
第9.9回「イイ先輩」
暦と稲本(バイトリーダー)の日常会話。
これにて、中学時代、稲本にとって暦が恋愛対象ではなかったことがわかります。
第9+1回「働かなくていいから」
第10.10回「怪獣使いとして」
5000年前。ガウマ・オニジャ・ジュウガ・ムジナ・シズムの仲が良かった頃の飲み会。
ジュウガがガウマに憧れいたことが明確にわかる回です。
第11.11回「元気してる」
おそらくシズムと声優さんが同じであるためわかりにくいですが、蓬と蓬のお父さんとの会話である第11.11回。
回転寿司など、食事にチェーン店を提案する父。
結局は蓬の希望で串カツ屋に行くことになります。
蓬が串カツが好きな理由がわかる回。
また、会うたびに(予約が必要な)おそらく高級なお店で食事をする上条さんと、気楽な食事をする蓬の父が対照的に描かれています。
この差が、蓬の心にも影響していると思えます。
食事を通して蓬が気楽に接して心を許せている存在がどちらなのか、蓬が必要としている父親像がなんなのかが暗にわかります。
さらに、この回を通して本人の言葉以上に蓬が自分の父親を慕っていることがわかります。
第12回「段差」
劇場総集編「毎日が退屈で」
グリッドマンユニバース ボイスドラマ「アクセプターは鳴らない」
SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)ボイスドラマ一覧