アンチがオッドアイになった理由
アニメ「SSSS.GRIDMAN」において心を持った怪獣であったアンチ。
最終話にて右目の色が青色になりましたがこれはなぜなのでしょう?
アンチの目の色が変わった理由について本編ではっきりと説明されるシーンはありませんが、
アンチが怪獣でありながら「グリッドナイト」という存在になったことが大きな理由でしょう。
以下、アンチがオッドアイ(左右の目の色が違うこと)になったことに関する解説です。
「SSSS.GRIDMAN」赤色と青色の目の伏線
まず、「SSSS.GRIDMAN」においてキャラクターの目の色にはある程度の共通性があります。
詳しくは以下をご参照。
で、ざっくり分けるとグリッドマン側は青、怪獣関係は赤という分け方になります。
そのため怪獣であるアンチはそもそも目が赤色になっています。
画像だと瞳孔というか虹彩が小さいのでわかりにくいのですが、
アンチの目の色が赤色なのは人間の状態でも怪獣の状態でも共通です。
グリッドナイトになったアンチ
そんなアンチの立ち位置が大きく変わったのはやはり第10話。
アンチはグリッドナイトに変貌をとげます。
これにより、今まで敵対関係だったアンチがグリッドナイトとしてどちらかというとグリッドマンの味方になります。
怪獣でありながら、グリッドナイト。
ゆえに目の色も片方が赤で片方が青、ということでしょう。
ここまでは単純ですね。
では、以上を踏まえてもう少し踏み込んで考察してみたいと思います。
まとめ
アンチが怪獣として敵対する立場からグリッドマン側になったきっかけは先述の通りグリッドナイトになったことが大きいでしょう。
しかしながら、グリッドナイトが登場した第10話および次の第11話ではまだ「利害が一致しているだけ」の感じも否めません。
事実、グリッドナイトが第11話で戦っていたのはあくまで「借りを返す」から。
そんなグリッドナイト(アンチ)が明確にグリッドマンの仲間として認められたシーンが第12話(最終回)。
裕太と新世紀中学生が原作である「電光超人グリッドマン」と同じ「アクセプター」にて変身します。
この「アクセプター」をアンチも腕につけているのですね。
しかしながら、戦いが終わった後にハイパーワールドに帰還するグリッドマンと新世紀中学生と異なり、アンチは六花達の世界に残ります。
その立ち位置は六花達のようなレプリコンポイドではなく、どちらかというとアノシラスの少女に近い。
この、
「アクセプター」をつけるほどハイパーエージェントに近い存在でありながら、アノシラスと同様に六花達の世界に残らざるをえないアンチの立ち位置が、アンチの左右の異なる目の色で表現されているのではないでしょうか。
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