節約術の一つとしておすすめな、
「歩いて買い物に行く」という方法の紹介です。
一部の都心を除いて、買い物に車を使う人は多いでしょう。
あるいはネットで買い物を済ませる人も多いかもしれません。
普段、車やネットを使っている人が歩いて買い物をするといろいろと気づきがあります。
ちなみに歩いて買い物にいくというのは電車やバスの使用はOKです。
普段車で買い物をしている人が歩いて買い物をしたとき、
多くの人が2つのことに気づきます。
1つは実に多くの物を人は買っているんだということ。
2つ目は実に遠くの場所を行き来して買っているんだということ。
歩いて買い物に行くと、当然ネットや車を使う時より時間がかかりますし1度に買える量も限られます。
「○○のお店にいくのはけっこう時間かかるなあ」
「これも買ったら重くて持って帰れないかも・・・」
こういった思考を経て、私達が普段いかに簡単に大量の物を買っているかということに気づきます。
もしかしたら、私達の生活にはそれほど多くの物は必要ないのかもしれません。
この手で持って、この足で行って帰ってこれる範囲で手に入る物で生活は事足りるのかもしれません。
あなたの体一つで運べるもので、あなたは生活できるのかもしれません。
車がないと運べないというのは、
それだけ大量であるということです。
それだけ遠方であるということです。
あなたが車を使おうが使わまいが、
あなたが食べる物の量は大して変わりません。
車がないとたどりつけないくらい遠方にある物は、
もしかしたらそれくらいあなたの生活にも縁遠いものかもしれません。
節約する上で大切なのは過剰に物が溢れる状態から脱却することです。
一つ一つの物を丁寧に購入し、丁寧に使い、丁寧に消耗していくことです。
人間は簡単に手に入った物に対する思い入れはたかがしれています。
歩いて買い物に行くことで、買う過程に重みをつけます。
歩いて買い物に行くことで、1度に手に入れる物の量を減らします。
歩いて買い物に行くことで、一つ一つの物を吟味して買うことができるようになります。
マイバックかリュックを持って、歩いて買い物に行ってみてはいかがでしょう?
野菜一つ、果物一つに思い入れが出てくるかもしれません。
本当に必要なものはそれほど多くないことに気づくかもしれません。
自分が歩ける範囲である程度生活できるんだということに気づくかもしれません。
歩いて買い物に行くことで、普段からあるけれど普段気づけていなかった豊かさに気づけるかもしれません。