カウボーイビバップ(Cowboy Bebop)についてです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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スパイク・ジュリア・ビシャスの関係
アニメ「カウボーイビバップ」において、
ビシャスとジュリアは元々は親密な異性関係でした。
ここにスパイクが加わり、ジュリアの思いがスパイクへと変わったことで三角関係へと発展します。
解説
相棒であったスパイクとビシャス
スパイクとビシャスは元々チャイニーズマフィア「レッドドラゴン」の同僚でした。
互いの背中を守りながら銃撃戦を行うなど「相棒」と呼べる中であり、互いに実力を認め合う良好な関係だったようです。
ジュリアとビシャスの過去の関係
本編におけるビシャスとジュリアの過去シーンから、
ビシャスとジュリアは肉体関係を伴う恋人同士であったことがわかります。
そして後に、負傷したスパイクを手当てしたことをきっかけにジュリアとスパイクは面識を持つようになります。
恋愛関係に発展するスパイクとジュリア
次第に互いは惹かれ合い、スパイクとジュリアは恋愛関係に至ります。
しかし当然ながらビシャスとの関係性が悪くなっていきます。
加えて、しがらみの多い組織に居心地の悪さも感じていたスパイク。
ジュリアとの出会いをきっかけに、スパイクは2人で組織を抜け穏やかな生活を望むようになっていきます。
死んだことにして組織を抜けるスパイク
マフィアとして生きていたスパイクが組織を抜けることは簡単ではなく、ビシャスを裏切った背景もありその難易度はさらに上がります。
このためスパイクは組織といざこざを起こしその中で死んだことを装う計画を立てます。
さらにジュリアを迎えに行き、2人で新しい人生を歩むことを決意します。
ジュリアの迷いとビシャスの計画
スパイクが組織を抜けることだけでなく、ジュリアを迎えに来ることを察していたビシャス。
ビシャスはジュリアに、迎えに来たスパイクを射殺すること、そうすればジュリア自身の命は保証することを伝えます。
当然スパイクを打つことに躊躇するジュリア。
同時に、ジュリアは2人で組織から逃げ切ることにスパイクほど自信を持っておらず、葛藤することとなります。
結果としてジュリアはスパイクを打つことはできず、またスパイクを危険に晒さないため待ち合わせ場所にも行かず一人で組織から追われる身となります。
スパイク・ジュリア・ビシャスの因縁
こうしてスパイクは命がけで組織を抜けたものの、ジュリアは待ち合わせ場所におらずその理由も知らないまま時を過ごすこととなります。
一方でジュリアはスパイクと異なり生存が確定しているため、かなり過酷な逃亡生活となります。
また別の視点で見ると、
恋人(ジュリア)と友人(スパイク)の両方に同時期に裏切られたビシャスもまた不運であり、過去と比べるとその表情は人を信用しないより冷徹なものへとなっています。
補足記事