漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。
鬼の爪（おにのつめ）とは
安西信行「烈火の炎」（コミックシーモア）より引用
作中の主要人物「霧沢風子（きりさわふうこ）」が使用する魔導具である「鬼の爪（おにのつめ）」。
元々は麗の三羽烏の１人「爪丸（つめまる）」が所有。
戦闘後に（おそらく回収し）風子が所有するに至ります。
「鬼の爪」は超常現象は起こさないタイプの武器ですが、使いこなせば鋼金暗器に匹敵する切れ味のようで、やはり魔導具らしく性能が使い手によって上下する様子。
解説・考察
経緯
烈火らが陽炎と対話をしている際に乗り込んできた三羽烏。
魔導具の力を引き出せず、烈火達にあっけなく敗北します。
この際に回収した嘴王を土門が、鬼の爪を風子が使用し２人の強化イベントとなります。
嘴王を通常の使い方で使いこなしていく土門に対し、風子は鬼の爪を核だけ使用し風神に合体させて使用。
それぞれの活用方法が差別化され物語の展開としてもおもしろいなと思います。
性能
通常状態
通常は手甲のように装着して使用する鬼の爪。
これといった特殊能力はありませんが、使いこなせば魔導の力で凄まじい切れ味を発揮します。
爪丸が所持していた様子からなかなか大柄の武器であり、携帯性はあまり高くない様子もあります。
（風子が核だけ使用するに至った経緯も、この取り回しの悪さが一因だったのかもしれません。）
核のみの使用
風子のアイディアにより、核だけ風神に装着に「風の爪」を出せる状態。
通常の鬼の爪を比べると風神に装着した状態の爪はかなりコンパクトですが、風子の近接戦闘の力を補ってくれます。
また風の爪は本体から分離して攻撃することもできるようで、風神らしく攻撃範囲の広さも健在。
ちなみに、作中で「複数の魔道具を使用して実力を補う」のは土門の印象が強いですが、風子も風神・神慮伸刀（しんりょしんとう）・鬼の爪と武器としては土門と同数使っています。