閻水(えんすい)|烈火の炎(魔導具)

 漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
 ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。




閻水(えんすい)とは

安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用

 作中の主要人物「水鏡凍季也(みかがみときや)」が使用する魔導具である「閻水(えんすい)」。

 水を刃にする閻水は、シンプルですが汎用性の高い魔導具の1つです。
 水鏡の技量と培われた「氷紋剣(ひょうもんけん)」により、剣術にとどまらない多様な攻撃を可能にします。

 メタ的には、バトル漫画によくある「持ち手は実体で刀身はなんらかのエネルギーで形成された武器」である閻水。



解説・考察

概要

 氷を操る刃である魔導具「氷魔閻」と対を成す閻水。
 前者は海魔、後者は虚空にて作られます。

 閻水は刃を水で作りますが、その形状や強度は持ち主の技量が反映されます。

 また、プールの水を全て刃にするなど相当水を溜め込める性質があるようですが、それに伴う重さはある程度無視される様子。
(生身の人間である水鏡がプール一杯分の水の重量を振り回すことは無理でしょう)

 しかし取り込んだ水の量で刃の強度が影響を受ける様子。
 また後述する水を外部に放つ技で水を消耗し過ぎると、刃もなくなってしまいます。


特性・技

水の刀身

 基本は剣として用いられますが、烈火の炎を消した様子から刃の状態でも水の特性が発揮される様子。

 逆に炎で蒸発させられることも。

水成る蛇(みずなるへび)

 閻水の水を蛇状に操り繰り出す中距離攻撃。

 後に戒が氷魔閻にてこの蛇が氷で作られた「氷成る蛇」を披露。

汴舞(つららまい)

 つららを発生させ攻撃します。

 こちらも中距離攻撃ですが、水成る蛇と異なりある程度の多方向・同時攻撃が可能。

水傀儡

 水で人間の形を作り相手を翻弄させます。

 小金井戦では閻水で発生させた水蒸気で視界を悪くし、自身と入れ替わります。

 こういったトリッキーな技も使えるのが閻水の強み。

汴成る蛇

 氷成る蛇と汴舞の合わせ技。



参考資料

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