1. 店員さんの態度が悪いときは
店員さんの態度が悪いときには、コミュニケーションに手を抜くようにしています。
態度が悪い店員さんに、こっちが丁寧に接すると疲れるので、雑に接します。
多かれ少なかれ、人と接するときは気を遣います。
気を遣うのは、相手に嫌われたくないからです。
店員さんの態度が悪いということは、相手が自分に気を遣ってくれていないということです。
相手は気を遣ってくれていないのに、自分だけ気を遣うと、疲れたり腹が立ったりします。
だから店員さんの態度が悪いときは、こっちも気を遣わないようにしています。
そうすると、不思議とあまり相手に腹が立たなくなります。
2. コミュニケーションの手の抜き方
コミュニケーションの手を抜くというのは、具体的にはどういうことか。
「店員さんとの雑な接し方」というのはいろいろあります。
例えば飲食店。
普通、店員さんが料理を運んでくれたら「ありがとうございます」と言ったり、仮に言葉にしなくても会釈くらいはします。
でも、態度が悪い店員さんが相手だったら、会釈もしません。
一緒に来た人と会話を終始していたり、スマホの画面を見たりして、店員さんを無視したままにします。
会計のときも同様で、普通は相手を見て会計をしています。
でも、態度が悪い店員さんだったら、スマホをいじりながら会計したりします。
実際のところ、例えばスマホでニュースとかSNSをチェックしてると店員さんのほうに目を向けるより時間の節約になります。
だから自分にとってその店員さんが「気を遣うに値しない」と思ったら、相手を無視して自分のことをします。
3. コミュニケーションのモードを3段階くらい持つ
一般的に、スマホをいじりながら会計をする行為はマナーが良いとは言えません。
だから、店員さんを見て会計をすることは「質の高いコミュニケーション」。
スマホなどをいじったり、イヤホンを耳につけっぱなしのまま会計するのは「質の低いコミュニケーション」と言えます。
自分の中で、「質の高いコミュニケーションモード」と「質の低いコミュニケーションモード」をもっておいて、それらを状況によって使い分けるようにするとけっこう便利です。
個人的には、このコミュニケーションのモードを3段階くらいもっておいて、相手に合わせて上げたり下げたりするとストレスがたまりにくいです。
4. 本当に相手は態度が悪いのか?という教訓
コミュニケーションのモードを切り替えるというのは、要するに人によって態度を変えるわけです。
で、人によって態度を変えるときに気をつけていることがあります。
それは自分が態度を悪くしているから相手も態度を悪くしている可能性を忘れないことです。
互いに互いの態度が悪いと思う。だから互いに態度を悪くするでは負のスパイラルです。
だから態度が悪い店員さんにも、時々「丁寧に接する」というジャブを打ってみて様子をみたりします。