アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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釘崎野薔薇VS重面春太
第36話「鈍刀」における、釘崎野薔薇と重面春太。
「新田をかばっていた」「重面の呪具の特性が初見であった」など、たらればを挙げれなくもありませんが、やはり全体として「釘崎の経験値不足による必然の敗北」が否めない両者の戦闘。
しかし自身も「中長距離タイプ」でありながら、ハンマーで勇ましく近接戦を行う釘崎に、重面の言う通り「すごく強くなった」様子はうかがえます。
解説
重面春太の術式
君さぁ、前に会ったときより
すごく強くなったでしょ?
俺最初気付かなかったもん。でもさぁ~、
ただ強いだけで勝てる世界じゃないんだよ~。
特に俺の術式が絡むとねぇ。つっても、
俺も俺の術式のこと、
よく分かってないんだけど。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用
釘崎が降らせた瓦礫を、「避けた」わけでも「当たっても効かない」わけでもなく、「運よく当たらなかった」重面。
これが重面の術式であり、重面が術式の詳しいことを「わからない」のは、彼が適当だからではなくそれも「術式の特性」と言えるでしょう。
この攻撃により重面の左目元の模様が1つ減ります。
重面春太の名言
サッカーが大好きで大得意の人がさ、
サッカーのない世界に生まれたらどうするかな?ダメだ。
うまく言えないなぁ。っていうか、
理由ってそんなに大事?いいじゃんいいじゃん!
楽しいじゃん!
俺が楽しければ、それでいいじゃん!呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用
おそらく「誰にでも『好きな事・得意な事』があって、自分の場合はたまたまそれが『弱い者いじめ』という社会に許容されないものだった」的なことを言いたいのでしょうが、それをわざわざ言語化して自分の筋・信条にすることすら興味がない快楽主義者の重面。
「うまく言えないなぁ」と言葉にすらしない・できない感じがクズ感がより出ていてリアルだなぁと思います。
噛む重面
ええ~?
やめさせてよぉ~。
俺にこれ以上罪をきゃさ
噛んじゃった~。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用
自分の信条は言語化せず、煽りも噛み、本当にクズ野郎の演出がうまい「呪術廻戦」。
本編の解説
参考資料