アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
五条VS花御
アニメ「呪術廻戦」第33話「渋谷事変 開門」にて死亡した花御。
サイコパスな表情を浮かべる容赦のない五条と、人質を五条に強調し花御を助けようと必死な漏瑚。
若干どちらが敵なのかわからなくなるシーンです。
解説
展延を解く花御
漏瑚「展延を解くな! 花御ー!!」
五条「ここ、弱いんだって?」
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
生得領域を身に纏い、相手の術式を中和することができる領域展延。
このため相手の攻撃から身を守る防御としても有効ですが、生得術式(要するに各人の固有の技)が使えなくなります。
無下限呪術の防御壁を解除した五条に対し、自身も展延を解き積極的に攻撃の姿勢に移った花御。
交流会での虎杖達との戦闘経験で、戦う楽しさを知ってしまった花御。
その結果、(漏瑚が思わず叫ぶほど)展延を安易に解除してしまい五条の策にはまってしまいます。
領域展延の弱点
五条「やっぱりな。
展延と生得術式は同時には使えない」呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第33話 渋谷事変 開門(ABEMA)より引用
弱点であった目の部分は、思ったよりも根があって長かったのですね。
東堂が特級呪具「游雲」を使っても倒せなかった頑丈な花御。
一方で、今回弱点を突かれた花御はその後の領域展延の発動に支障をきたすくらい弱ってしまいます。
言及はされていませんが、弱点の露出と身体の頑丈さが一種のトレードオフの関係になっているのかもしれません。
花御の圧死
そして五条に祓われてしまう花御。
これまでさんざん建物を破壊していた特級呪霊が、コンクリートの壁に押しつぶされていることに若干違和感があるシーン。(壁を突き破ってもよさそうな)
このあたりの解釈は複数あり、
1つは花御が弱点(目の木の部分)を攻撃され、すでに弱っていたという仮説。
これにより五条の防御壁とコンクリートの壁で容易く圧死したというもの。地下鉄に伴いコンクリートも非常に分厚かったのでしょう。
2つ目の仮説が、五条の無下限呪術の引き寄せる力での圧死。
五条の術式は基本的に吸い寄せる力であり、弾く力は反転術式によるものです。
このため壁に押し付けられたのではなく、五条の防御壁に身体が粉々になるほど吸い寄せられた。単純に壁に押し付けられただけではなく「五条に吸い寄せられる力+壁にも押し付けられた」という解釈。
3つ目が、五条の無下限の防御壁と花御自身の領域展延が攻め合い花御が敗北したという説。
当然ながら展延を解けば再び花御は防御力が下がりますから、引くに引けない状態。
術式の中和が過激化する中で、弱った花御は領域にて圧死したという説です。
本編の解説
参考資料