アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
夏油傑の闇落ちの瞬間
九十九(非術死を見下す君、それを否定する君。
どちらを本音にするのかは、君がこれから選択するんだよ)夏油「みなさん、一旦外に出ましょうか」
呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
閉鎖的な村で(呪力を持つゆえに)虐待を受けていた枷場菜々子・美々子を目の当たりにしたことが、夏油の闇落ちの最期の決め手となります。
村人112名を殺害し高専および呪術界から処刑対象とされた夏油。
戻ることができない道を進むことになります。
解説
枷場(はさば)姉妹の村
呪術師の素質を持って生まれた双子の枷場菜々子・美々子。
非術師である村人から見れば、不思議な力を持ち見えないものが見える2人。
別件である呪霊の被害は彼女らがやったと濡れ衣を着せられ、虐待と言える監禁を受けます。
夏油の闇落ち
九十九(非術死を見下す君、それを否定する君。
どちらを本音にするのかは、君がこれから選択するんだよ)夏油「みなさん、一旦外に出ましょうか」
呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
閉鎖的な村で(呪力を持つゆえに)虐待を受けていた枷場菜々子・美々子を目の当たりにしたことが、夏油の闇落ちの最期の決め手となります。
非術師を見下す自分との葛藤でメンタルがボロボロであった夏油。
そこで目の当たりにする、術師を虐げる非術師。
術師であるがゆえに幼い頃から辛い思いをする菜々子・美々子。
この光景が、夏油が後戻りできない道を進む決定打となります。
演出として、2本のろうそくでできた夏油の2つの影は「非術死を見下す自分」と「それを否定する自分」を表していると思われます。
そして2本のろうそくのうち、1本が消えます。夏油がどちらの道を選ぶか決めたことが暗に表現されています。
菜々子・美々子にだけ聞こえるよう、呪霊を使って「もう大丈夫」とメッセージを伝える夏油。
彼女らを虐げた村人全員を殺害し、村を焼き払います。
呪術師の象徴とも言える模様が入った高専の制服もボタンが地面に落ち捨てられ、夏油が呪詛師になる(呪術師でなくなる)ことを表現しています。
戸惑い傷つく夜蛾達
悟、俺も…… なにがなんだかわからんのだ……
呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第29話 玉折(ABEMA)より引用
夏油の行動に本当に辛そうな五条と夜蛾。
悩み葛藤する夏油にもう少し五条と夜蛾は寄り添えなかったのかなぁとも思いますが、それだけ夏油が自身だけで抱え込んでいたのかもしれません。
本編の解説
参考資料