「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
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映画での蓬のインスタンスドミネーション
映画「グリッドマンユニバース」にて蓬は「インスタンス・ドミネーション」にて怪獣を制御。
グリッドマンが不在の状況を持ちこたえみんなを守ります。
「SSSS.DYNAZENON」本編で描かれた蓬の怪獣使いとしての素質が活かされた熱い展開と言えます。
解説
蓬の怪獣使いの素質
シズムが指摘する通り、怪獣使いの素質があった蓬。
「SSSS.DYNAZENON」本編、第8話にて冗談でやった「インスタンス・ドミネーション」に怪獣が反応し蓬は違和感を持ちます。
そして第12話の最終回。
シズムの体内に宿していた怪獣「ガギュラ」を「インスタンス・ドミネーション」により一瞬制御、攻撃を止めさせます。
この設定が引き継がれ、映画「グリッドマンユニバース」にてグリッドマンが復活する間、怪獣を操りみんなを蓬は守ります。
複数の怪獣に囲まれる中、そのうち一体を制御、操った怪獣で他の怪獣と戦いグリッドマンが復活するまでの間を持ちこたえます。
怪獣を操った経験が乏しい蓬にとって、怪獣優生思想のように怪獣を操ることは相当な負担のようで、アンチ(ナイト)に心配されるほど蓬は疲弊していきます。
映画での蓬の活躍
蓬に怪獣使いの素質があり、それにより映画で活躍することは絶妙な塩梅の展開だったと思います。
「グリッドマンユニバース」は「裕太と六花の恋愛」がフォーカスされている点や物語の舞台が裕太達の世界である点から、蓬達「SSSS.DYNAZENON」側の影がやや薄くなりがちです。
このような映画の世界観の中で、蓬が蓬の才能を活かして戦うシーンは重要な役割分担だったと思います。
グリッドマンに選ばれた裕太とそれを支える六花と内海。
怪獣使いの素質のある蓬とそれを支える夢芽・暦・ちせ。
2作品のポジションが被らずなおかつそれぞれ出番があるような贅沢な構成となっています。
参考資料