アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第29話「愚者の足掻き」
エド・アル・マスタングとブラッドレイの対峙、療養中のランファンが印象的な第29話。
鋼の錬金術師は、エド達が敵の掌で踊らされるという演出が多々あります。
こういった演出はハガレンがダークファンタジーと評されることに一役買っていると思いますが、第29話もブラッドレイを通して主人公サイドが苦渋を飲まされます。
全体のあらすじ
エンヴィーたちに捕まったエドとアルは、お父様の指示で中央司令部のブラッドレイの元へ連れて行かれる。既に部屋にいたロイより、ホークアイ以下ロイの部下たちの異動話、そして軍上層部すべてが既に敵側の手に落ちていた事を知らされるエドたち。エドは、これ以上お父様の計画に加担しないため国家錬金術師の資格を返上するとブラッドレイに告げるが…。
TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイトより引用
各シーンの解説・考察
飼い犬になっても負け犬にはならない
エンヴィーに連れられるエドとアル。
そこにはブラッドレイと、一足先に部屋に着いたマスタングが。
飼い犬になっても負け犬になるのは耐えられませんな。
何より私の野望のために、軍服を脱ぐ事もこれを捨てる事も今はできそうにありません。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode29」(Abema TV)より引用
自分達の劣勢さを認めながら、合理的に物事を判断するマスタング。
これに対しエドはやや感情的ですが、ブラッドレイにウィンリーが人質であることをほのめかされます。
結果としてエドも国家錬金術師を続けることに。
リンとランファンの情報共有
エド達を介してリンの状況を知るランファン。
イシュヴァールの内乱で心が折れたアームストロング
回想にて、イシュヴァールの内乱で心が折れたアームストロング。
ハガレンは人種差別や命の重さに関する描写も多々見られます。
内乱に対して精神的に追い詰められるアームストロングのシーンは、物語全体のボリュームを出す重要なシーンかと思います。
ランファンとメイの喧嘩
片腕を失っても士気が高いランファン。
何気に作中でもメンタルがかなり強い人物かと。
ノックスの家族写真
全話と通すと出番は多い方ではありませんが、一人の人物としては完成された物語を持っているノックス。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索