アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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呪術廻戦 第1~2クールの禪院真依
無から有を生み出す構築術式という、できること自体がすごい術式を持つ真依。
しかしそれが戦闘における強さに結びついていないのが残念です。
ピストルの弾1発を生成できたとしてもなかなか役に立たないわけで。
呪力を銃に乗せるだけなので実力の底が見えており、どこか覚醒イベントを期待してしまいます。
ただ、真依が呪術師として大成できていないことが、彼女の葛藤や苦悩の言葉の重みを出している側面もあります。
禪院真依の名言集と解説(第1~2クール)
第8話「退屈」
上ばかり見てると首が痛くなるから、たまにはこうして下を見ないとね。
呪術廻戦 第8話「退屈」(GYAO!)より引用
高専2年生とは思えない大人びた言動が多い真依。
第17話「京都姉妹校交流会-団体戦(3)-」
昔から不安なんてないみたいに、未来にズカズカ突き進む。あんたが大嫌いだった。
呪術廻戦 第17話「京都姉妹校交流会−団体戦(3)−」(GYAO!)より引用
禪院姉妹の過去も描かれる第17話。
幼い頃の言動も含めると、真希より真依のほうが繊細な気質であることがうかがえます。
あんたなんか、大っ嫌い。
だから、初恋も、術式も、あんたに、教えたことはない。呪術廻戦 第17話「京都姉妹校交流会−団体戦(3)−」(GYAO!)より引用
本編にて姉妹の初恋は特に描かれませんが、この言葉から二人の確執がうかがえます。
初恋という精神的に非常に大きな出来事を言ってないことから、真依が真希に対してどれだけ意図的に心を閉ざしていたかがわかります。
私は!!
呪術師なんてなりたくなかった!
あんたのせいよ。
あんたが頑張るから、私も頑張らざるをえなかった!
努力も、痛いのも怖いのも、もううんざり。
うちでこき使われるのの何がいけないのよ?
適当に雑用こなして、適当に生きればよかったじゃない?呪術廻戦 第17話「京都姉妹校交流会−団体戦(3)−」(GYAO!)より引用
前向きに呪術師を目指す真希のほうが一見すると正道のように感じますが、真依の描写を含めると「適当に生きればよかったじゃない」という言葉もそれはそれで重みがあるなぁと思います。
なんで一緒に、落ちぶれてくれなかったの。
呪術廻戦 第17話「京都姉妹校交流会−団体戦(3)−」(GYAO!)より引用
幼い頃は手を取り合って一緒にいた姉妹。
第1クールの初登場時こそ印象が悪かった真依ですが、こうしてみると真依も辛い境遇なんだなぁと思います。
西宮が敬愛するのも頷けます。
第20話「規格外」
釘崎「お前、モテないだろ?
出会いがしらにてめぇの話しばっかり。
金取んぞ?」真依「あんたのどこに金取れるだけの聞き手の器量があんのよ」
呪術廻戦 第20話「規格外」(GYAO!)より引用
ちょいちょい言葉巧みな真依。
第21話「呪術甲子園」
ピッチングマシン?
よくわからないわ。
あなた機械詳しいのね。
もしかしてオタク?呪術廻戦 第21話「呪術甲子園」(GYAO!)より引用
煽りスキルは五条に並ぶものがあるかと。
参考資料