アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
新旧ゾイドを比較してみる
ゾイドワイルドゼロのゾイドと、
似ている旧シリーズのゾイドを挙げていきたいと思います。
シリーズ全体と通して、
ゾイドは似ている機体が複数存在します。
それを「被っている」ととることもできますが、
同じ種の別のバリエーションとして楽しむこともできます。
類似した機体があることも、ゾイドのおもしろさの1つだと思います。
ゾイドワイルドゼロのゾイドと旧シリーズを比較
ビーストライガー
主人公機であり白いライガーであるビーストライガー。
旧シリーズでいくとライガーゼロを思い出させます。
背部に武器を乗せている点では、外観の色合いもあってムゲンライガーも思い出させますね。
いずれにせよ、黒い素体に白い装甲、赤いキャップが旧来のシリーズを彷彿とさせます。
ただ、シリーズ全体においてライガーはブレードを横に展開するパターンが多かったので、
上部の武器をそのまま前方に展開するビーストライガーは珍しいなあと思います。
ライジングライガー
金色の外観が印象的なライジングライガー。
ただ個人的には、
ライジングライガーの最大の特徴は機関砲とブレードを装備した火力と格闘能力のバランスの良さだと思います。
シリーズ全体を通してみると、
ライガー系のゾイドのはブレードを装備した格闘戦主体のゾイドが多く、火力は微妙です。
ライガーゼロパンツァーなどは火力が高いですが、いずれにせよ振り切った設定。
火力と格闘能力のバランスをとっている機体はそこまで多くありません。
そんな中、
ブレードライガーの機体バランスを崩さず、アタックブースターにより機動力と火力を強化したブレードライガーAB。
ブレードライガーABは、ライジングライガーのコンセプトと通じるものがあるのではと思います。
ガトリングフォックス
キツネ型のゾイドであり、ステルス性能を装備したガトリングフォックス。
背部のガトリング砲や
尻尾の撹乱装備(閃光弾など)が印象的です。
ガトリングフォックスはまさに令和版のシャドーフォックスと言えるのではないでしょうか。
ちなみにゾイドシリーズ2作目であるゾイド新世紀スラッシュゼロにおいて、
シャドーソックスのライダーは
「バラッド・ハンター」。
ガトリングフォックスのライダーである「バーン・ブラッド」とどこか名前が似ている気もします。
キャタルガ
輸送用ゾイドとして共和国・帝国両軍とも利用しているキャタルガ。
役割も外観も旧シリーズのグスタフですね。
派手な戦闘シーンはないですが、
輸送というなくてはならない役割を持つ機体。
玩具としても、他のゾイドを乗せて走るという遊びの要素をもった楽しい機体です。
そして、
活躍に比して玩具は値段が地味に高い。
ゾイドを輸送する牽引キャリアが別売であれば連結できるのになあという願望をユーザーに持たせる機体です。
おわりに
ゾイドの戦闘ではありませんが、
工具(?)のようなアイテムを使ったレオのアクションは初代アニメの主人公バン・フライハイトを思い出させますね。
ワイヤーでホエールキングに乗り込んだバンを思い出します。
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