アニメ「ゾイドワイルド ZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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「ゾイドワイルドゼロ」第1〜10話
放送時期でいうと「ゾイドワイルド」の次の作品にあたる「ゾイドワイルドZERO」。
「ゾイドワイルドZERO」は前作「ゾイドワイルド」と共通する設定はありますが、登場人物なども異なり基本はまったく別のお話です。
一方で、主人公の男の子が謎の少女と出会い、冒険が始まる。
こういったアニメの展開を「ボーイ・ミーツ・ガール」なんて言ったりしますが、「ゾイドワイルドZERO」はまさにそういった展開。
ゾイドシリーズの初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」と監督が同じなこともあって、「ゾイドワイルド ZERO」は初代アニメと共通する演出が多々あります。
「ゾイドワイルドZERO」は初代アニメの良いところを踏襲した原点回帰の作品ですね。
そんなゾイドワイルドZEROにおいて、
第1〜10話は、レオ達の冒険が軌道に乗るまでの序盤のストーリーと言えます。
レオとサリーの出会いやビーストライガーの誕生。
レオ達の冒険の始まり。
第11話以降が中ボスとも言えるジェノスピノ登場であることを踏まえると、第1話〜10話をひとつの区切りとすると、全体の構成がわかりやすいかなあと思います。
各話あらすじ一覧
第1話「誕生!ビーストライガー」
主人公であるレオと、ヒロインであるサリーの出会い。
サリーの不思議なペンダントの力でビーストライガーが誕生します。
第2話「爆砕の武器庫! バズートル」
運び屋であるレオとバズ。
サリーと帝国軍のいざこざに距離をとろうとするバズと、サリーを放っておけないレオ。
「サリーを祖父のもとへ届ける」という大義名分で3人の冒険が始まります。
第3話「飛べないライオン」
スナイプテラ初登場回。
サリーのペンダントが導く先を頼りに旅をするという、物語の方向性が決まってきます。
第4話「ゾイド遺跡を死守せよ!」
アイセル初登場回。
共和国軍の出番も増えてきます。
第5話「裏切りのガトリングフォックス」
ガトリングフォックスの初登場回であり、
ガトリングフォックスの魅力がこれでもかと詰まった回。
月明かりの中で戦うガトリングフォックスが綺麗でカッコイイです。
ライダーである「バーン・ブラッド」が魅力的でもある回。
第6話「悪魔の翼!スナイプテラ」
オープニングでも登場していた、帝国軍のゾイド技術を担う科学者フランク・ランド博士初登場回。
第7話「ライガー奪還大作戦!」
帝国軍に奪われたライガーを取り戻す回。
ジェノスピノを復元する帝国の企みを共和国およびレオ達が認知する回です。
第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」
キャノンブル再登場。
そして、アイセルとラプトリアのワイルドブラスト回です。
キャノンブルも武装強化され、戦闘シーンが豪華な回。
第9話「空へ吠えろ!ライガー反撃!!」
スナイプテラと再戦。
飛行ゾイドに対してライガーがカタパルトで空中へ飛ぶのはゾイドシリーズではお馴染ですね。
また、ディメパルサーも初登場です。
第10話「フォックス捕獲指令」
バーン&フォックスのメイン回。
第6話以来の再登場ですね。
軍服ではなく私服のバーン。
おわりに
ネタバレになりますが、
ジェノスピノ登場前の第10話ですでにオメガレックスの伏線が貼られています。
丁寧な演出だなあと思います。
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