アニメ「女子高生の無駄づかい」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
ロボがクールで面白いし可愛い
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
個性豊かな女子高生達の日常を描くギャグ漫画「女子高生の無駄づかい」。
そんな「女子高生の無駄づかい」において、バカとヲタ同様に主要人物であるロボ。
ロボ、おもしろいですね。
あの静かなテンションでボケもツッコミもこなすロボは何気に作中の中で一番おもしろいキャラの一人ではと思います。
「ロボ」鷺宮 しおり(さぎのみや しおり)とは？
作中の立ち位置
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
アニメ「女子高生の無駄づかい」においてメインキャラクターであるバカ・ヲタ・ロボ。
コント風に言うとこの３人はヲタがツッコミ、バカが大ボケ、ロボが小ボケ。
バカの言動に対して静かにツッコミを入れたかと思うとそれ自体がボケになっているロボ。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
一方で、ヲタと共にツッコミ役に回ることも多く、その毒舌はヲタ以上。
容姿
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
リリィやマジメ、ロリのように歩いているだけで周囲の目を惹くような外見ではない様子。
しかし一方で、
マジメや他校の男子高校生である高橋が一目ぼれしたり、
転校初日のリリィに(バカとヲタは特にリリィも興味を惹かない中で)「クール系」と目にとまる様子もありました。
口数の少ないロボのミステリアスな雰囲気も当然あるのでしょうが、それを差し引いても
人を魅了する容姿がロボにはある様子ですね。
性格
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
将来の夢は微生物学者というなかなか個性的な夢。
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
そんな独特な感性を持ち、口数も少なさもあってミステリアス雰囲気なロボ。
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
個性に寛容な(？)バカやヲタのおかげで小学校時代はそれなりに楽しく過ごしていたようですが、
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
学力も高かったロボはバカ・ヲタとは別の中学(進学校)へ。
そこでは孤立と言うか、むしろ周囲から避けられていた様子。
このことが才女のロボが「偏差値が４歳児並み」と言われるバカ達と同じ高校に進学するきっかけになります。
各話での登場シーン
第１話「すごい」
「女子高生の無駄づかい 第1話 すごい」（Abema TV）より引用
第１話では特にその毒舌が光ってますね。
女子高に入ってしまい彼氏ができないと嘆くバカに対し、
「共学ならモテると思っているところがすごい」とか、
バカが自分の容姿を中の下と言ったことに対して
「過大評価」とバッサリ切り捨てたり。
第２話「まんが」
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
第２話ではヲタの漫画を読んで評価してあげたりと頼りになるロボ。
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第2話 まんが」（Abema TV）より引用
また、バカのじゃんけんの「最初はエックス！！」にノリのいいロボ。
第３話「わすれもの」
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
体育のときは髪を結ぶロボ。
おしゃれにも関心があるヲタはズボンに体操着を入れていないですが、ロボはそういうおしゃれに関心がないのかズボンにイン。
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
「女子高生の無駄づかい 第3話 わすれもの」（Abema TV）より引用
そしてトイレでは謎の機械音でヤマイを恐怖させます。
第４話「まじめ」
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
学校に行く夢を見たから学校を休んだという独自の理屈で昨日学校を休んだロボ。
「女子高生の無駄づかい 第4話 まじめ」（Abema TV）より引用
雨が降っていても、「待つのは３分」と決めてるロボ。
まじめに傘を差し出されます。
第３話までは毒舌なツッコミやぼそっと言って面白い小ボケが目立ちましたが、
ロボのミステリアスな部分がより強調された第４話。
第５話「りりぃ」
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
リリィの症状を男性恐怖症と仮説を立てるロボ。
そして都合よくアイマスクを出します。
毒舌なツッコミ、シュールなボケ、ミステリアスな雰囲気。
そしてこういった解説役もこなしたり便利屋さんなロボ。
第６話「まじょ」
全ての人に好かれるなんて不可能。
わかってくれる人だけ大事にすればいい。「女子高生の無駄づかい 第6話 まじょ」（Abema TV）より引用
第６話ではボケ・ツッコミ・解説とも違ったロボのちょっといい側面が。
まじょが傷つくことを恐れて人とコミュニケーションをとれないことに対して言葉を発するロボ。
「わかってくれる人だけ大事にすればいい」というのは当然まじょに向けた言葉ですが、ロボ自身もそういう言葉のもとに生きている気がしますね。
小学校は同じ学校だったようですが、
バカとヲタが同じ中学で、ロボだけは進学校で違う学校に通っていたそうです。
バカはあの勢いで細かいことは気にしないし、
ヲタはそれなりに周囲に合わせることができますが、
ロボは良くも悪くもマイペース。
バカやヲタと違って、ロボはバカとヲタがいないとクラスで孤立してしまいそうな雰囲気もありますね。
なぜ成績優秀なロボがバカやヲタと同じ高校に入学したのか。
その経緯がなんとなくわかる第６話。
第７話「やまい」
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
ヤマイのメイン回に伴い第７話はロボは出番が少なめ。
冒頭、いつものバカの「すごいこと」で始まりますが、
今回は珍しく自分の世界に入り込むヲタを、バカ＆ロボが突っ込むというスタイル。
「女子高生の無駄づかい 第7話 やまい」（Abema TV）より引用
校歌を歌うロボ。
話は変わりますが、オープニングやエンディングもロボはロボらしいテンションで歌っててなんか聴き入ってしまいます。
さすがロボの中の人。
第８話「みずぎかい」
「女子高生の無駄づかい 第8話 みずぎかい」（Abema TV）より引用
サブタイトル通り水着回ですね。
前回までで一通りのキャラが出そろったので、第８話はほとんどのキャラが登場するオールスター回でもあります。
それぞれの掛け合いが楽しい。
ロボがマジメをいじるシーンも新鮮です。
第９話「おしゃれ」
「女子高生の無駄づかい 第9話 おしゃれ」（Abema TV）より引用
バカの「すごいこと言っていい？」に対して俳句を詠むロボ。
なぜか筆が鞄の中に入ってます。
第１０話「ろぼ」
「女子高生の無駄づかい 第10話 ろぼ」（Abema TV）より引用
そしてロボのメイン回。
ロボの中学時代の話など、
「女子高生の無駄づかい」の中でも考えさせられる深い回です。
第１１話「ゆめ」
「女子高生の無駄づかい 第11話 ゆめ」（Abema TV）より引用
ヲタとワセダのメイン回であるためロボの出番は少なめ。
しかしヲタの漫画家という夢をバカと同様に当たり前のように肯定してあげている様子が見ていてなんだか感動します。
第１２話「なかま」(最終回)
「女子高生の無駄づかい 第12話 なかま」（Abema TV）より引用
そして最終回。
最終回にふさわしくバカをメインとしたオールスター登場回ですが、
ロボの笑顔が見られたりとある意味でロボ回とも言えるくらいロボの魅力が詰まった回です。
おわりに
「女子高生の無駄づかい 第5話 りりぃ」（Abema TV）より引用
ボケもツッコミもこなし、
さらに勉強ができ知識も豊富なので物語の進行のために解説役にもなる万能なキャラのロボ。
原作の漫画ではバカ達が考案したゲームを現物化するため100万円以上使ったハイテク装置を作ったり、
バカが感染した謎の細菌を治療する薬を開発したりと、
バカとは違ったベクトルで一般的な女子高生を逸脱しつつあるロボ。
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