アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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ゾイドワイルドZEROはおもしろかった
個人的には、ゾイドの世界観は初代アニメのような戦争を背景にしたボーイミーツガールなものが好きです。
そのため無印のゾイドワイルドよりはゾイドワイルドZEROのほうがおもしろかったなと思います。
そういった背景もあり初代と比較され、ハードルが上がったゾイドワイルドZEROは賛否両論あります。
それでもゾイドワイルドZEROはトータルでは魅力的なゾイドシリーズの1つと思うので、おもしろかった点を挙げていきます。
ゾイドワイルドZEROのおもしろかったところ
オーガノイドの不在とレオのゾイド因子による機械化
初代アニメで重要な存在であったオーガノイド。
ただオーガノイドがいると主人公の「相棒」が2体になりやや絆がブレる印象を受けます。
そこを主人公の半身が機械化するという設定にしたゾイドワイルドZEROは見事だなあと思います。
初代のゾイドの設定では惑星Ziに住む人間は体内の金属物質が多いという設定があり、そのあたりの世界観を活かしている点がまず高評価です。
さらに、機械化された腕を活用し肉弾戦がまた映えます。
ゾイドはゾイド同士の戦闘がメインであることは言わずもがなですが、その合間の人間同士の格闘戦もちょっとした見せ場でありそこが自然と充実した印象です。
超大型ゾイドの活躍
玩具の寸法より大型の設定でゾイドが登場するのはシリーズお馴染み。
オメガレックスVSジェノスピノなど、超大型ゾイド同士の戦闘が見ることができるのはゾイドワイルドZEROの魅力の1つだと思います。
意外と細かい設定の世界観
ゾイドワイルドZEROは前作ゾイドワイルドの過去の物語とされていますが、それだけでなく、初代アニメやそれ以前のゾイドバトルストーリーの時系列もある程度取り込んでいます。
その点でもまさに「ZERO」であり、旧来のファンにはにやりとする演出も多々あります。
このあたりの時系列や少しややこしいので、以下で詳しく。