誰にでもできること。
誰でもできること。
そういったことではなくて、
私ならできること。
自分にしかできないこと。
私しか考えないこと。
そういうことの先に幸せはあるのだと思います。
誰にでもできることじゃなくて、自分にしかできないことの先に、幸せはあるのだと思います。
平均的じゃない自分を楽しんでいい。
「誰にでもできること」というのは、「誰かがやっていること」でもあります。
そのように考えると、
「誰にでもできること」というのは、「誰かのほうができること」でもあります。
「誰にでもできること」をやっても、誰かの方が自分よりも上手にできてしまうものです。
私達はみんなそれぞれ違った存在で、その持ち味を活かすことはできても、持ち味を消して「誰かのように」生きることはできない。
「普通に」とか、「平凡に」とか、「誰かのように」と生きることは、すでにある道をなぞることでしかない。
すでにある道をなぞるということは、常に自分よりも同じことを上手にできる人がいて、私達はその二番煎じでしかない。
「普通に」「無難に」「平均的に」あればあろうとするほど、私達の能力は平均以下になってしまう。
私達は、「誰かのように」生きることはできないからです。
得意だからするのではなく、するからさらに得意になっていく
どんなに些細なことであっても、
「自分の方が得意なこと」
「自分の方が好きなこと」
が人にはあります。
「私にしかできないこと」
「私にならできること」
そういうことに取り組める人生は幸せです。
「私には、『人より得意なこと』なんてないし『私にしかできないこと』なんてない」
そう思うこともあるかもしれない。
けれど、
生まれた瞬間から人より優れた能力を自覚している人は少ない。
「私にしかできないこと」「私にならできること」は、
「私にしかできないこと」「私にならできること」を大切にして生きようと決心し行動していく中で見つかるものです。
「自分がやってて苦にならないこと」は何か。
自分にしかできないことというのは、
ある意味で、
「自分が好きなこと」とか「自分がやってて苦にならないこと」であることが多い。
自分の好きなことがなんなのか。
それを自覚することって大人になればなるほど難しいものです。
なぜなら人は、
大人になっていくなかで、ついつい「自分の嫌いなこと」を自覚する機会が多くなります。
こういう仕事に就くのは嫌だ
こういうお客さんはめんどくさい
あのご近所さんは気が合わない
あの後輩は好きじゃない
あの上司は信頼できない
そういう、自分が嫌いなものばかり目についてします。
でも本当は、
自分がどんなことが好きで、どんなことに幸せを感じるのかということを振り返って考えないといけない。
自分のことって、わかっているようでよくわからないものです。
「好きなこと」は、「気づいたら何気なくすでにやっていたこと」
私達はそれぞれ個性がある存在で、
「誰かのように」と真似をして生きることはできない。
「私にしかできないこと」「私にならできること」をやったその先に、「私が私であるがゆえの幸せ」があります。
「自分にしかできないこと」は、「自分が好きなこと」であることが多いです。
「自分が好きなこと」は、無理をして見つけるものではありません。
でも、「自分が好きなことってなんだろう?」っという問題意識を持たないと見つからないものでもあります。
なぜなら「好きなこと」は、
「気づいたら何気なくすでにやっていた」ことであることがほとんどだからです。