人はどんな嘘をつくのか。嘘を見破るにはどうしたらいいか

心理学者リチャード・ワイズマンの調査によると、

25%の人が今日嘘をついたと答えたそうです。

90%の人が恋人に嘘をついた経験があるそうです。

友人に嘘をつくことに良心が痛まない人は40%もいるそうです。

就職面接では80%の人が嘘をつき、
仕事では50%の人が少なくとも1回以上は上司に嘘をついたことがあると答えました。

今日は人の嘘について考えます。


よくつく嘘


海外のサイトがまとめた、「よくつく嘘」トップ10です。

男性
・そんなに飲んでないよ
・なんでもないよ。大丈夫
・電波が悪くて
・(値段が)そんなに高くなかったよ
・いま向かっているよ
・道が混んでて
・そんなにお尻は大きくないと思うよ
・ごめん、電話に出れなかったんだ
・痩せた?
・(物をもらって)これ欲しかったんだよね~



女性
・なんでもないよ。大丈夫
・どこにあるか知らない。触ってない
・(値段が)そんなに高くなかったよ
・そんなに飲んでないよ
・頭が痛い
・セールだったの
・いま向かっているよ
・前から持ってるよ
・いいえ、捨ててないよ
・(物をもらって)これ欲しかったんだよね~



男女で微妙につく嘘が違いますね。
あからさまな嘘より「そんなに飲んでない」といった程度に関する嘘が多いですね。
また、「これ欲しかった」というような相手を思いやるがゆえの嘘もちらほら。


嘘を見抜く方法


嘘を見抜くにはどうしたらいいでしょう?

一般的に嘘をつくと、おどおどしたり慌てたり、汗をかいたりするイメージがありますが、心理学者が調査した結果それらは嘘を見抜くには役に立ちにくいようです。

平静を装って平気で嘘をつく人は少なくないからです。

ではどうすればいいでしょう?

ポイントは、嘘は考えないといけないということです。
ないことを言うのですから、考えないといけません。

嘘を見抜くには、
まず相手に考えなくてよい質問を先にします。その際の口調や身振りを把握します。その後に真実かどうか確かめたい質問をします。先ほどの考えなくてよい質問と比べて様子が変わったらあやしい。


人が嘘をつくとき


人が嘘をつくときは考えます。考えるがゆえに人が嘘をつくときは
・答えがおおざっぱになります
・考える分、身ぶりが減ります
・答えに時間がかかったりします
・「私」「自分」などの自分を表す主語が抜けます
・「彼」「みんな」など具体的な人物名を避けます
・話題を変えようとします
・質問を質問で返したりします

もちろん確実ではありませんが、嘘を見抜く目安になることは確かです。


人が嘘をつくとき


どのようなコミュニケーションが嘘が多いのでしょう?

コーネル大学のジェセフ・ハンコックの調査によると、嘘をつく割合は

・メール14%
・手紙21%
・直接話す27%
・電話37%

やはり記録が残りやすいメールや手紙では慎重になるようですね。
相手の顔も見えず録音しないかぎり記録も残らない電話が最も嘘が多いようです。


まとめ


嘘のつき方は人それぞれで、100%嘘を見抜く方法というものは存在しません。

しかし人がどのくらい嘘をついているのか、どんな嘘をつきやすいのか知っているだけでも人とのコミュニケーションの参考になりそうですね。






【参考文献】
リチャード・ワイズマン『その科学が成功を決める』文春文庫、2012年


【引用・参考サイト】
・『10 Most Common Lies Men And Women Tell』(THEFRISKY)2017年7月31日検索